9尾の姫様 (ページ11)

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夜の職員会議ページ11

私は,元に戻った髪色を揺らしながら,マントを被り,職員室に向かう

「こ,こんな夜中に,だ,だ,誰ですか?」

この怯える言葉を喋る人は···

『今晩は｡クィレル先生
A･ルリーカです』

私は振り返り,マントを外して,彼を見つめる
仮面の中なので,彼は気づかないだろう
私が怒ってるのを

「あ,あぁ｡Missルリーカで,でしたか。
そ,それで？
な,何故,こんなよ,夜中に,い,いるの,ですか?」

『職員室に来たら,分かりますよ。』

私は微笑み,職員室に入る

「おぉ,来たか｡A」

『約束通りの時間にです』

「クィリナス｡座ってくれるかの」

そして,教師全員が座り,静かになった時

「見せてくれるかの」

ダンブルドアの指示で,仮面を外す

「まぁ!」

「!!!?」

1番反応したのは,マクゴナガル教授とスネイプ教授

目の前にいるのは,真っ白い肌で,珍しいアースアイの目を持っており,薄ピンクの口元が微笑んでる

『改めまして｡A･ルリーカです』

私は優雅にお辞儀をした
そこにいた大人達が放心状態になってた｡

「Aは9尾じゃ｡皆の前で顔を見せないのは,母からの遺言らしいの｡」

『えぇ｡ヒガンからも強く注意されてすし｡
私の顔は,秘密にしといてくれませんか？
もし,秘密に出来なかったら···』

手を振り,8つの火の玉を出す

『どうなるか分かってますよね？』

恐ろしい笑みを見せて,職員を見る
皆が唾を飲み込む音が聞こえそうだ。

8つの火の玉を消して,周りを見る

「とにかくジャ。A｡もう夜遅い｡おやすみなさい」

ダンブルドアに職員室のドアをあけられる
狐の仮面を被りかけて改めて職員を見る

『これからもよろしくお願いしますね
"先生方"』

狐の仮面を被りグリフィンドール棟に戻って眠った