story4. ページ4
・
・
「おっはよーニノ！」
次の日の朝。
朝から煩い相葉さんのせいで眠さが吹き飛んだ。
「…なんですか、朝から…」
こっちは夜中までゲームしてたから眠かったんだよ…
「今日委員会決めだね！何か入るの?」
あぁ、そーいやそんなこと言ってたね。
半分寝てたから忘れてたわ。
「ダルいから入る予定ないです、」
報告とかめんどそうだし。
「マジで…！？俺文実やろうかなぁ…」
文化祭実行委員…か。
一番だるそう…
「がんばってく…」
俺の言葉を遮るようにチャイムがなった。
まぁいっか、別に。
「はーい、じゃあ委員会決めすんぞーダルいからささっと決めて寝よう！」
なんて言いながら最後にグッて親指を立てた。
今日テンションたけぇ…
けど、言ってることは教師としてどうなんだよ…
「はーいじゃあまず…」
各専門委員会がどんどん決まり残りは文実と体実の行事委員会。
「じゃあまず、体育祭実行委員やりたいやつー」
うげぇ、絶対やりたくねぇ。
「誰も居ないのか…?んじゃあ適当に決めんぞ」
そういって名前順の座席表に人差し指を置き
「どれにしようかな神様の言う通り…」
っていい始めた。
……子供かっ！
教師じゃないだろもう
「神様の結果女子が足立で男子が二宮でーす」
はぁぁぁ…！？
マジ神様勘弁してくれよ…
「はい、じゃあ次文実やりたいやつ」
「はいはいはい！」
一目散に手をあげた相葉さん。
「じゃあ決定。女子やりたいやつ」
「……はい、」
そこで手をあげたのは意外にもあの静かそうな松田さんだった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：憂斗 | 作成日時：2017年3月23日 14時
