15.水族館にはオモイビト...？ ページ16
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昼食を終えて、今度は4人で色々なところを回った。
私たちにとっては2回目のショーを見たり、タツノオトシギョ(笑)を見たり。(笑)
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時間は、あっっっという間に過ぎ去った。
外を覗いたら、もう夕方で
帰っていく人たちが、もう｢帰る時間｣だということを知らせてる。
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鈴香｢わー、もう終わりかぁ〜……。｣
翔｢はは……、まあ、また会おう。このメンバーで。｣
｢うん、……ふふ。｣
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水族館から出て、駅の方に行く。
帰り道はお兄ちゃんと鈴香さん組と私と大野さんで別れる。
……別れる。
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｢あれ、大野さんって……。｣
智｢え、翔ちゃん家の真逆だよ。｣
｢え｣
鈴香｢あら、偶然かしらねぇー。(笑)｣
翔｢俺知らない俺知らない｣
智｢……はは｣
鈴香｢大野さんっ！ちゃんと送ってあげなさいっ！(笑)｣
｢え、えぇ……｣
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鈴香さんはこれとなくニヤニヤしてて
っていうか、お兄ちゃんも負けずにニヤニヤしてるんだけど！してるんだけど！
むー、って顔してふてくされる。
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翔｢ふてくされんなよ。(笑)｣
｢お兄ちゃんのせいだもん。｣
翔｢ほとんどコイツのせいだろが。(笑)｣
｢鈴香さんはかわいいから許すの。｣
鈴香｢あらやだ、Aちゃんかわいい。｣
翔｢おい｣
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大野さんは、全く会話に参加しようとしない。
……なぜか、水族館見つめてる。
……意味は知らない。
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……なんだろ、好きな人でもいたのかな。
なんて良からぬ変な予想がよぎる。
…………考えるな！私！
さっさと帰りたいのに！
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作者名：成瀬
| 作成日時：2017年2月14日 21時
