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家入side

  授業にはいつも通り誰も来なかった。

  何も考えずにぼぉっとしてたら、気付いたらもう放課後。


  ______バン

  このドアの開け方は紛れもなく五条。

  もう見なくてもわかる。

  え、、?

  ドアの方に視線をやると小さな女の子が五条の後ろに隠れていた。

  『__隠し子?』

 五条「ちげぇよ」

  まぁ、五条を褒めるのは癪だが、こいつは顔がいい。

  この小さな女の子も人形のような綺麗な顔を持っているし

  あり得ない話じゃないだろう。

  ____まぁ、違うのは分かってるけど笑


  この女の子、どんな子なんだろう。

  気になった私は、女の子の方に行き、

  できるだけ怖がらせないように目線を合わせるようにしゃがんだ。

  『君、名前は?』

一ノ瀬「A。一ノ瀬A。」

  『A、な。私は家入硝子。五条の同期。』

  ”五条の同期”

  そういうと、Aは安心したような表情をした。

  五条、意外と信頼されてるんだな…


 五条「じゃ、俺任務行ってくるわ」


  『は?』

  ______バシ

  いきなりの発言にびっくりした私たちに背を向けて教室を出て行った五条。


  『あいつ、まじ意味わかんないよな。』

一ノ瀬「そ、そうなんですか?」

  独言のつもりだったが、Aは反応してくれた。

  まぁ、五条はムカつくけど

  せっかくのAと仲良くなれる機会だ。


  『気にしなくていいよ笑』
  『A、今何歳?』

一ノ瀬「えっと、4歳です、、」

  ____え?

  よ、4歳、、?

  あのクズどもよりしっかりしてるからもっと上なのかと思っていた。


  『しっかりしてるな笑』

一ノ瀬「そ、そうですね、、」

  少し表情を緩めながらAは答えた。
 

  『あ、A、敬語じゃなくていいよ』

一ノ瀬「い、いや…家入さんに迷惑などかけられませんので…」

  やっぱり、4歳とは思えないな、、笑

  『私が普通に話したいんだ笑』
  『それに、呼び方も下の名前でいいよ』

  私がそういうと、Aはびっくりしたような顔をした。

一ノ瀬「りょ、了解、、!じゃあ、硝子さんで、、」

  控えめに笑っているAは本当に人形のようだった。

  『うん、そっちの方がいい笑』


 

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世桜 - 雷鴉.Nさん» 廃病院、、!! お話いっぱい思いつくので、書かせていただきますね、、! 喜んでもらえて嬉しいです! (9月10日 21時) (レス) id: b0405564f9 (このIDを非表示/違反報告)
雷鴉.N - 架空の場所、がいいです。えっと、廃病院とか? この作品大好きです! (9月10日 9時) (レス) @page15 id: 37dd88ffaf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:世桜 | 作成日時:2023年8月31日 1時

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