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五条side
先生の了承も得られたけど
______これからどうすんだよこれ…
とりあえず、硝子に合わせるか、、
硝子の方が俺らよりガキンチョの扱い慣れてるだろうし
Aも硝子の方が話やすいよな。
『A、お前に合わせたい奴がいるから』
『ついて来い。』
俺がそういうと、Aは困ったような顔をしながらうなずき、
傑は硝子に合わせたいってことが分かったのか、少し口角をあげた。
『じゃ、軽く案内してやるからしっかり覚えとけよ』
一ノ瀬「は、はい…」
やっぱりこいつは俺らの事まだ警戒してるんだろーな。
ま、硝子がなんとかしてくれるっしょ。
『ここが寮。俺ら高専生が過ごしてる場所だ。』
通りすがりに見えた場所を全部Aに説明する。
ガキでもわかるように噛み砕いて話すのは少しめんどくせーけど
迷子になられたほうがめんどくせぇし。
『んで、ここが俺らの教室。』
硝子がいるであろう場所までやっとついた。
______ピロン
俺のメールの着信音が響いた。
内容は
”任務が入った。30分後、補助監督が迎えにくる”
____まじかよ、、
まぁちょうどいい。Aは硝子に預けておこう。
そんなことを考えているとAは不安そうな顔で俺の方を見ていた。
『あ?どうした?』
一ノ瀬「ここにさ、五条さんの合わせたい人?がいるんですか…?」
あ、俺がスマホ見てたから不安になっちまったのか。
大人びてるけど、こいつもやっぱガキだな、、、笑
『嗚呼。じゃ、入るぞ。』
そう言いながら扉に手をかけると、
Aは俺の服の裾を掴んでいて不覚にも”可愛い”なんて思ったのは
きっと気のせいだろう。
______バン
家入「__隠し子?」
『ちげぇよ』
確かに、A顔いいし端から見たらそう見えんのか、、?
俺が考えてる間に、硝子は俺の後ろにいたAの近くに居た。
家入「君、名前は?」
一ノ瀬「A。一ノ瀬A。」
家入「A、な。私は家入硝子。五条の同期。」
さすが硝子。
これなら、A預けて行っても大丈夫だな。
『じゃ、俺任務行ってくるわ』
家入/一ノ瀬「は?/え?」
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世桜 - 雷鴉.Nさん» 廃病院、、!! お話いっぱい思いつくので、書かせていただきますね、、! 喜んでもらえて嬉しいです! (9月10日 21時) (レス) id: b0405564f9 (このIDを非表示/違反報告)
雷鴉.N - 架空の場所、がいいです。えっと、廃病院とか? この作品大好きです! (9月10日 9時) (レス) @page15 id: 37dd88ffaf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:世桜 | 作成日時:2023年8月31日 1時