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Aside

 友達「またねー!Aちゃんー」

  『うん、またね』


  学校が終わり、歩いて自分のおうちに帰る。

  学校は気持ち悪い”何か”が見えるからあんまり好きじゃない。


  そんなことを考えていたらすぐ家についた。

  玄関ドアに手をかけ、扉を開けると



  ____包丁を持った母がこちらを睨んでいる。


  母「あなた、気持ち悪いのよ!!」

  「あなたのせいで私は不幸になったの!」

  「全部、全部あなたのせい!!」

  「あんたみたいな疫病神は死んでしまえばいいのよ!!」

  「二度と、この家に戻ってこないで。」

 
  母は叫びながら包丁を私に向けてくる。

  どうやら殺す気はないらしい。

  でも、きっと母は私に出て行って欲しいのだろう。

  一礼してから家を出る。


  ______これから、これからどうしよう。


  とりあえず、家から近い公園のベンチに腰をかける。


  これからどうしよう。

  大人の人に相談する、、?

  母に謝る、、?

  ____私はどうするべきなの、、


  そんなことを考えていると、知らない人が話しかけてくる。


 ??「大丈夫かい?」

  変な前髪の人だなぁ、、

  でも、わざわざ私に声をかけてくれたってことは優しいんだろうな、、

  『うん、大丈夫。』
  『お兄さん、私に近づかないほうがいいよ。』

  優しいこのお兄さんを私のせいで不幸にしたくない

 ??「大丈夫ならよかったよ」
  「近づかないほうがいいっていうのはどうゆうことかな?」

  『私、変なものが見えるし。』
  『私と関わったヒトはみんな死んじゃうの』

  私の父も、おねぇちゃんもおばぁちゃんもおじぃちゃんも、友達も先生も。

  みんな私の周りの人は死んじゃうから。


 ??「君、お家はどこだい?」

  『追い出された。家なんてない。』

  一瞬くらい顔をした後、お兄さんは、


 ??「私たちのところへ来ないかい?」

  __い、いいのかな、、?


  『え、、』
  『い、いいの、、?』


 ??「嗚呼。もちろんさ。」

  わざわざ聞いてくれるってことはいいのかな、、

  とりあえず”今日”はこのお兄さんの優しさに甘えよ…


  そんなことを考えていると、

  前髪の、優しそうなお兄さんは電話をかけていた。

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世桜 - 雷鴉.Nさん» 廃病院、、!! お話いっぱい思いつくので、書かせていただきますね、、! 喜んでもらえて嬉しいです! (9月10日 21時) (レス) id: b0405564f9 (このIDを非表示/違反報告)
雷鴉.N - 架空の場所、がいいです。えっと、廃病院とか? この作品大好きです! (9月10日 9時) (レス) @page15 id: 37dd88ffaf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:世桜 | 作成日時:2023年8月31日 1時

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