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五条side

  ったく、傑のやつ、、もう10分以上経つぞ

  いくらなんでも遅すぎだろ。

  『はぁー、、』

  赤の他人をなんで俺らが助けなきゃなんねぇんだ、、

  めんどくせぇー

 
  ______prr


  ポケットに入っていた俺の電話がいきなりなった。

  確認すると”傑”という文字が表示されている。

  俺は迷わず応答をタップする。

 夏油「悟、話終わったよ。」
  「今から向かう。」

  そんな事のためにいちいち電話かけてきたのか、、?

  いや、そんな訳ないな。

  『おう』
  『で、用件は?』

 夏油「話が早くて助かるよ。」




  「この女の子、高専で預かれないかと思って。」




  ____は?


  『面白くねぇ冗談、いらないんだけど。』
  『それに、親が許可しねぇだろ。』

 夏油「冗談じゃないよ。」
  「家も追い出されたらしい。」

  まぁ、俺らが面倒見るわけでもないんだし

  別にいいか、、

  『分かった。夜蛾センセーに連絡入れとく。』

 夏油「助かるよ。」

  そう一言だけ言い残して傑は電話を切った。

  先生にメッセージで

  『”ガキンチョ拾ったから連れていく”』と連絡した。


  『お、やっと来た』

 夏油「待たせたね、悟。」
  「このサングラスの人は五条悟と言ってね、、」

  傑は後ろに隠れているガキンチョに俺のことを説明している。


 ??「五条、悟、、」


  傑の後ろに隠れていて姿は見えないが、

  声から相当幼いことが伝わってくる。


  『とって食ったりしねぇから、出てこい』

  ビビって逃げられても困るから言葉、選んではなさねぇと、、

 ??「はい、、」

  傑の後ろから俺の半分くらいしかない身長のガキが出てきた。

  そのガキは、まだ幼いのに顔が完成していて不思議な雰囲気を纏っている。

  『お前、名前は?』

 ??「い、一ノ瀬、A…」

 
  一ノ瀬、、

  どこかで見たことある気がすんだけどなぁ、、



  『Aな。』

 

 
  俺はサングラスを取り、ガキの術式を確認する。



 夏油「悟、、?」


  『こいつ、すげぇいいもん持ってる。』


  俺がざっと見た感じの術式は

  ”条件達成で相手の術式を支配できる”


  ____相当強いじゃねぇかよ、、
 

  『とりあえず、このガキ連れて高専帰るぞ。』

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世桜 - 雷鴉.Nさん» 廃病院、、!! お話いっぱい思いつくので、書かせていただきますね、、! 喜んでもらえて嬉しいです! (9月10日 21時) (レス) id: b0405564f9 (このIDを非表示/違反報告)
雷鴉.N - 架空の場所、がいいです。えっと、廃病院とか? この作品大好きです! (9月10日 9時) (レス) @page15 id: 37dd88ffaf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:世桜 | 作成日時:2023年8月31日 1時

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