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五条side
呪力操作の練習をするため、俺とAは地下室に向かっている。
万が一があったら危ないからな。
『おいA。』
『お前、呪力使えたことあんのか?』
おれがそう聞くとAは困ったような顔で
一ノ瀬「ないよ?」
____だよな…
『コツを掴むまで時間かかるから。』
一ノ瀬「はーい…」
少し悲しシウな顔で返事をする。
Aと話していると、目の前には地下室の扉。
『じゃ、入るぞ。』
______ギシィ
扉の先は家具の一つもない部屋。
一ノ瀬「ここで練習するの、、?」
『あ?文句あっか?』
一ノ瀬「すみませんなんでもないです。」
『よろしい。さすが俺の弟子』
んで、呪力出力をコントロールできるようになってもらわなきゃな。
こいつは呪力を出すことはできるみたいだし。
『A。呪力出力を一定に出す練習をする。』
一ノ瀬「じゅりょく、一定?」
わけわかんなそうな顔をしているA。
『んで、これ使うぞ。』
一ノ瀬「これ?」
『じゃじゃーん。先生特製のツカモト。』
俺が先生の呪骸である、ツカモトを取り出すとAは不満そうな顔をした。
『文句あっかよ。』
一ノ瀬「い、いや…」
口をモゴモゴさせながら下を向いている。
『なんだよ』
一ノ瀬「あの先生、怖いのにこんな可愛いの作るんだって、、」
______まじかよ笑笑
『え、Aこれ可愛いと思ってんの?笑』
一ノ瀬「う、うん?」
『まじ?笑ウケる笑笑』
俺がずっと笑ってると、Aは不満そうな顔をしてた。
一ノ瀬「早く特訓始めよ。」
『へいへい笑』
とりあえず、、
呪力出してもらって都合よく術式使えるようになればいいけどなぁ…
『じゃ、A。』
『呪力出して。』
一ノ瀬「うん。」
そう答えた瞬間、Aの体を呪力が覆う。
_________は?
なんで俺の呪力がどんどん減ってるんだよ、
一ノ瀬「はぁはぁ…」
Aの呪力が増えてる、、?
『一回呪力出すな。』
一ノ瀬「はぁはぁ、ふー…… 」
こいつの術式の発動条件はなんだ。
______”目が合うこと”、、?
『Aお疲れサマ。一応硝子のとこ行くぞ。』
一ノ瀬「う、うん…」
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世桜 - 雷鴉.Nさん» 廃病院、、!! お話いっぱい思いつくので、書かせていただきますね、、! 喜んでもらえて嬉しいです! (9月10日 21時) (レス) id: b0405564f9 (このIDを非表示/違反報告)
雷鴉.N - 架空の場所、がいいです。えっと、廃病院とか? この作品大好きです! (9月10日 9時) (レス) @page15 id: 37dd88ffaf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:世桜 | 作成日時:2023年8月31日 1時