抹消対象が特級呪術師な件について【懐玉・玉折編】

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五条side

　 今日はやっとどっかの社長の護衛任務が終わり高専に帰れる。

　 もう、一ヶ月も帰れてないから相当久しぶりだ。


　 ＿＿＿＿A、成長してるのか、、？

　 俺が護衛任務に行くまでの一ヶ月は体づくりを取り入れた。

　 Aは多分、元々運動神経が良さそうだったし順調だった。


　 ま、成長してるかしてないかは帰ったらわかることか、、笑



　 そして、今日からAに呪力操作の練習をさせる。

　 Aの術式はパッと見た感じ、

　 なんらかの条件で対象の術式を支配できる術式。


　 その条件を探すのが難しいんだよな…

　 推測でしかないが、条件は一つじゃない。

　 最低限、術式の仕組みや名前などは知識として知らなくてはいけないだろう。

　 あと、ひとつ。

　 ＿＿＿＿試してみるしかないか…


　 誰の術式がいっかな。

　 ＿＿冥さんの術式…

　 最初に試すのに丁度よさそうだな。

　 今度お願いしよーっと。


補助監督「五条術師、つきましたよ。」

　 『ん。じゃ、また。』

　 車から降り、Aたちがいるであろうグラウンドを確認する。

　
　 ＿＿＿＿＿＿A、体術できるようになってんな、、笑


一ノ瀬「あ、師範！！！」


　 俺に気づいたAがこっちに走ってくる。


　 『おひさ。体術、できるようになってんな笑』


　 俺がそういうと、Aは一瞬で明るい顔になった。

　 やっぱりガキって顔に出やすいな。


一ノ瀬「本当、、！？」


　 『嘘なんてつかねぇよ。』
　 『荷物置いてきたら、”呪力操作”の練習すっから待っとけ』


一ノ瀬「分かった！！」

　 手でグッドマークを作り、Aは走って行った。

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