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Aside
集合時間より早く教室に着いてしまったけど、中からは人の声が聞こえる。
＿＿＿＿ｺﾝｺﾝｺﾝ
『し、失礼します。』
控えめに挨拶をすると、
中には五条さんと夏油さん。それに家入さんもいる。
五条「お、きたきた。」
机が四つくっつけてあり、大きなテーブルのようになっていて、
五条さんと夏油さんが隣に座っていて、夏油さんの前に家入さんが座っている。
家入「早かったな、A。」
「昨日ぶり〜」
少しニコッとして手を振ってくれる家入さん。
『き、昨日はお世話になりました…』
家入「全然大丈夫。元気になったならよかったよ。」
家入さんは優しい人なんだな、、
夏油「Aちゃんおはよう」
「ここ、座って。」
優しく微笑みながら挨拶してくれる夏油さん。
”座って”と案内された席は五条さんの前で家入さんのお隣だった。
『し、失礼します…』
私が座った途端、五条さんは口を開いた。
五条「A。」
「日本国内での怪死者・行方不明者は年平均10000人を超える」
「その殆どが人間から流れ出た負の感情 "呪い"による被害。」
＿＿＿＿＿＿呪い、、？
『呪いって、何、、？』
五条「恨みや後悔、恥辱など、人間の身体から流れた負の感情が具現し
意思をもった異形の存在。 」
夏油「って言っても分からないよね、、笑」
妬み、？後悔、、？
負の感情、、？
五条「呪力のない一般人には見ること・触れることも出来ない。」
呪力…
『なんで、それを”一般人”の私に話すの、、？』
家入「A。分からない、、？」
家入さんは私に何を言いたいのかな。
五条「A、呪い見えんだろ。」
＿＿＿＿＿＿え？
ッッッもしかして、あの”気持ち悪い何か”が呪い、、？
”一般人”には見えないからみんなは見えなかったの、、！？
私の中の点と点が全て線で繋がっていく。
五条「Aが見える、”何か”は呪いなんだよ。」
「それで、本題は呪いは呪いでしか祓えない。」
「まぁその呪いを祓うのが俺ら”呪術師”の仕事って訳。」
五条さんが表情を変えずに話す。
呪いは呪いでしか祓えない、、？
＿＿＿＿もし、かして…？
『私、その、呪術師になれるの、、？』
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世桜 - 雷鴉．Nさん» 廃病院、、！！ お話いっぱい思いつくので、書かせていただきますね、、！ 喜んでもらえて嬉しいです！ (9月10日 21時) (
レス) id: b0405564f9 (このIDを非表示/違反報告)
雷鴉．N - 架空の場所、がいいです。えっと、廃病院とか？ この作品大好きです！ (9月10日 9時) (レス) @page15 id: 37dd88ffaf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：世桜 | 作成日時：2023年8月31日 1時
