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五条side

  硝子とはなし終わり、静かな廊下を一人で歩く。

  頭の中には一つの疑問が浮かんでいる。

  ____Aに呪術を、呪いの存在を教えるべきなのだろうか。


  ずっと悩んでいるけど、どうしても答えが出てこない。


  あ、そうだ。

  ___prr


  俺は、スマホを取り出し”親友”に電話をかける。


 夏油「どうしたんだい?悟。」

  『なぁ傑。』
  『俺たちはAをどうするのが正解なんだ?』

  自分でもなんでこんなに悩んでいるんだろうと不安になる程、

  俺はあのガキンチョのことを考えている。

 夏油「いきなりだね、、」
  「まぁ、呪いについて話すか話さないかってことだろ?」

  さすが傑。

  言わなくてもわかる。

  『嗚呼。言ったらあいつ、呪術師になるとか言い出すだろ。』


 夏油「そうだね。あの子はそう言うだろう。」

  やっぱり、そうだよな…

 夏油「悟。なんでAちゃんが呪術師になること、反対なんだい?」

  ______反対、、?


  『は?何言ってんの笑』


 夏油「だったらAちゃんに言えばいい」

  確かに、そうだ。

  なんで俺は迷ってるんだ?

 夏油「でも悩んでいるってことは呪術師になることに抵抗があるんだろう。」

  傑の、傑の言う通りなのかもしれない。

 夏油「まぁ、悟の気持ちもわからなくはないよ。」
  「私だってAちゃんには太陽の下を笑顔で過ごしていて欲しいさ。」

  やっぱり、みんなそう思うものなのか。

  じゃあ、Aは術師になんなくてもいーな。

 夏油「でも、Aちゃんの未来を決めるのは私たちじゃない。」
  「Aちゃん自身なんだよ。」

  ____A自身、、?


 夏油「それに私たちが話さなくとも、高専にいればいつかわかることだ。」


  『だ、よな…』

  そもそも、なんで俺はAに術師になって欲しくなかったんだ、、?

  ____楽しく過ごして欲しいから、、?

  でも、傑の言った通りどうするか決めるのはA自身だ。


  『明日、Aに説明する。』
  『俺の方から説明すっけど傑も来い。』


 夏油「ふっ。わかったよ。」
  「もう任務先ついたから、また。」

  ____ツーツーツー

  そう言い残し電話は切れた。

  明日、ちゃんと話さねぇとなぁ…

  _____ガキンチョに”呪い”伝えんの、むずくね…?笑

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世桜 - 雷鴉.Nさん» 廃病院、、!! お話いっぱい思いつくので、書かせていただきますね、、! 喜んでもらえて嬉しいです! (9月10日 21時) (レス) id: b0405564f9 (このIDを非表示/違反報告)
雷鴉.N - 架空の場所、がいいです。えっと、廃病院とか? この作品大好きです! (9月10日 9時) (レス) @page15 id: 37dd88ffaf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:世桜 | 作成日時:2023年8月31日 1時

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