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Aside
昨日の夜を思い出した途端に壱馬くんと顔を合わせるのが恥ずかしくなって、促されるまま逃げるように来た浴室。
言われた通り、昨日の余韻を引きずるかのように汗でベタついた肌を洗い流す。
その間思い出すのは、昨日の壱馬くん。
普段から色っぽいと思っていたけれど、そんなの比じゃないくらい程の色気にあてられそうだった。
華奢だと思っていたその体は引き締まっているのに筋肉も十分にあって、服の上からよりもダイレクトに体の厚みを感じた。
丁寧に全身に触れていった壱馬くんの手。
優しさと少しの意地悪が混ざる言葉や手つき。
至るところで感じた気遣い。
愛おしいという感情がこれでもかと思うほどに溢れ、囁きあった“愛してる”という言葉。
壱馬くんからの愛をたくさん感じた夜だった。
そんなことを考えていたら体の奥がその熱を思い出してしまいそうで。
長居するまいと、さっと洗い流して浴室を出た。
借りたタオルで体を拭いていたときふと自分が映る鏡に目を向ける。
『わ、』
すると、私の左鎖骨のあたりに赤い跡がひとつあるのを見つけた。
これって、そう、だよね。
そういえば……と与えられる快感の合間に、チクリと別の刺激を感じたタイミングがあったことを思い出した。
『……っ』
その場でジタバタとその事実に悶えた。
どうしよう……。
キスマークって……こんなに、嬉しいものなんだ……。
私に付けられた彼のシルシ。
指で一度そっと撫でて、これは私だけのもの、と服を着てそれを隠した。
ブラジャーとズボンがないことに脱いだ時気付いたから持ってきていなくて、仕方なくキャミソールと何故か着ていた壱馬くんが昨晩着ていたTシャツをもう一度身に纏う。
壱馬くんが着せてくれたであろうショーツとキャミソール。その優しさへの嬉しさと、ブラは着けられなかったんだなと分かった時の愛おしさ。
『……ふふ』
そんな温かい感情と、服のパーツが足りなくて少々心許ないなと思う感情の二つを抱えて部屋へ戻った。
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M a(プロフ) - km0107さん» いつもありがとうございます。続けてしまいました……😳 お気遣いもありがとうございます。km0107さんもお気を付けて健やかにお過ごしください💫 (2022年9月6日 20時) (
レス) id: a3905d213c (このIDを非表示/違反報告)
km0107(プロフ) - 移行おめでとうございます。もちろん、二人のお話まだまだ読みたいです❤️まだまだ暑いですが、体調お気をつけ下さい🙇 (2022年9月6日 11時) (レス) @page50 id: 2f284eb8ed (このIDを非表示/違反報告)
riku推し(プロフ) - M aさん» え😳いつもありがとうございます😳😳Maさんに読んでいただけてるなんて、ものすごく嬉しいです！こちらこそ、今後もお付き合いよろしくお願いします♡ (2022年8月30日 15時) (レス) id: 6429ca0a87 (このIDを非表示/違反報告)
M a(プロフ) - km0107さん» いつもいつも、待っていてくださりありがとうございます！ご期待に応えられるよう、がんばります❤️🔥 (2022年8月30日 14時) (レス) id: a3905d213c (このIDを非表示/違反報告)
M a(プロフ) - riku推しさん» はじめまして！ありがとうございます。私もいつも、riku推し様の作品楽しく読ませて頂いております😳 そう言っていただけてありがたいです。壱馬くんもありがとう…！ 引き続きマイペースに更新させてもらいます。ぜひ今後もお付き合いお願いします♡ (2022年8月30日 14時) (レス) @page43 id: a3905d213c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：M a
| 作成日時：2022年7月12日 12時
