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壱馬side
ソファーでAを抱いた後、ベッドに二人で移動して、もう一度だけ愛し合った。
今日はするつもりなかったんだけどなぁ、なんて言い訳を２回した男が言ったところで説得力はないから内緒にしておく。
でも、あんなに可愛いキスをされたら、スイッチが入るに決まってる。
俺の家より隣近所に声が聞こえやすいこの家でするのは初めてで。
必死に声を堪えようとしていたAが可愛くて、艶やかで、ついその抵抗を邪魔したくなって。いつもよりも意地悪に攻めてしまったと思う。
けれど、今こうして俺にぴたっと寄り添って眠る彼女は、とても穏やかで幼い寝顔をしている。
もう何度もこの寝顔を見てきたけれど、いつ見てもこの寝顔が俺の腕の中にあることが幸せで堪らない。
少し絡まっている髪を見つけて、それを解すようにそっと髪を梳く。
『ん……っ』
その感覚を感じたのか、Aがゆっくり目を開いて。
『……ふふ、かずまくん、まだおきてるの？』
眠そうなとろんとした目と口調。
半分も開いていない目で俺を捉え、俺の頬を指の背でそっと撫でたA。
壱馬「可愛い寝顔見とった」
『ふふ、そんなのどこにあったの』
なんて言いながら自分のことを言われていると分かったからか、顔を隠すように俺の胸元に顔を寄せてきた。
壱馬「あー。目の前にあったのに、誰かさんに今隠されてしまったわ」
『それは、残念ですね。ふふ。もう、変なこと言ってないで寝ますよ』
壱馬「あーい。ふふっ」
Aの体を包み込むように腕を回して、足もAのと絡めるようにして。
壱馬「苦しい？」
『ふふっ。ううん、平気』
苦しくないはずないのに。でもきっと、嬉しいって思ってくれているんだと思う。俺の勝手な想像だけど。
壱馬「おやすみ」
頭にキスをすると、ふふと笑ったAが顔を上げて視線を合わせてきた。
その視線が求めている通りに、唇をそっと重ねて。
壱馬「おやすみ」
『おやすみなさい』
満足そうに微笑んだAが再び頭を俺に寄せた。
彼女の安心する場所が、身を預けられる場所が、いつまでも俺であればいいなと願いながら眠りについた。
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M a(プロフ) - km0107さん» いつもありがとうございます。続けてしまいました……😳 お気遣いもありがとうございます。km0107さんもお気を付けて健やかにお過ごしください💫 (2022年9月6日 20時) (
レス) id: a3905d213c (このIDを非表示/違反報告)
km0107(プロフ) - 移行おめでとうございます。もちろん、二人のお話まだまだ読みたいです❤️まだまだ暑いですが、体調お気をつけ下さい🙇 (2022年9月6日 11時) (レス) @page50 id: 2f284eb8ed (このIDを非表示/違反報告)
riku推し(プロフ) - M aさん» え😳いつもありがとうございます😳😳Maさんに読んでいただけてるなんて、ものすごく嬉しいです！こちらこそ、今後もお付き合いよろしくお願いします♡ (2022年8月30日 15時) (レス) id: 6429ca0a87 (このIDを非表示/違反報告)
M a(プロフ) - km0107さん» いつもいつも、待っていてくださりありがとうございます！ご期待に応えられるよう、がんばります❤️🔥 (2022年8月30日 14時) (レス) id: a3905d213c (このIDを非表示/違反報告)
M a(プロフ) - riku推しさん» はじめまして！ありがとうございます。私もいつも、riku推し様の作品楽しく読ませて頂いております😳 そう言っていただけてありがたいです。壱馬くんもありがとう…！ 引き続きマイペースに更新させてもらいます。ぜひ今後もお付き合いお願いします♡ (2022年8月30日 14時) (レス) @page43 id: a3905d213c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：M a
| 作成日時：2022年7月12日 12時
