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『あ、そうだ……』
思い出したように荷物とは別に持ってた紙袋から徐ろにスープジャーらしき入れ物を取り出す。
『配信中、ご飯食べてないからお腹空いたって言ってるの聞いて……。夜遅くだから迷ったんだけど、春雨スープ用意してみました』
壱馬「……まじで？食べる。食べたい」
よかった、とまた一つ安心に顔を綻ばせたA。
壱馬「A、どうしよ？」
『え？』
壱馬「Aのこと好きすぎてやばいねんけど」
Aが家に来てからずっと愛おしさが止まらなくて、彼女がここにいるだけでそう思うのに、追い討ちをかけるように出てくる好きだと思うしかない要素たち。
壱馬「これ以上好きにさせて俺をどうするつもりなん？」
『……ふふっ、どうさせてもらいましょう？』
壱馬「ふふ。俺に答えさせようとしてるやん、ずる」
なんだか俺よりも優位な場所にいるつもりで油断しているA。
そんな彼女の顔にぐっと自分の顔を勢いよく近づけて。
その驚いている可愛いAの上唇だけを甘噛みするようなキスをして。
壱馬「俺からのAへの愛を、あとでいっぱい受け止めてくれたらええよ」
『〜っ、！』
一気に顔を赤らめて、この後の熱情を想像したであろうA。
壱馬「ふふっ。さっ、俺はこのスープ食べよ。Aは先に風呂入っといで」
『っ、お先にお湯いただきます……！』
真っ赤な顔で恥ずかしくてこの場から逃げたいんであろうAを素直に逃がしてあげた。
一人になった部屋で、ありがたく持ってきてくれたスープをいただこうとソファーに腰を下ろしたら、そーっと扉が少し開いて遠慮気味に顔をのぞかせたA。
壱馬「どうした？」
『……ふふっ』
恥ずかしそうに笑ったと思ったら、さっき俺が玄関で受け取ったAの鞄を盗っ人かのように怪しさ全開の動きで手に取り再びいなくなった。
勢いよく部屋を出たものの、必要なものを何も持たずにいるのを向こうに行って気付いたんだろう。
壱馬「ふっ、なにそれめっちゃかわいいやん」
俺の中のAへの愛おしさは、まだまだ止まりそうになかった。
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M a(プロフ) - km0107さん» いつもありがとうございます。続けてしまいました……😳 お気遣いもありがとうございます。km0107さんもお気を付けて健やかにお過ごしください💫 (2022年9月6日 20時) (
レス) id: a3905d213c (このIDを非表示/違反報告)
km0107(プロフ) - 移行おめでとうございます。もちろん、二人のお話まだまだ読みたいです❤️まだまだ暑いですが、体調お気をつけ下さい🙇 (2022年9月6日 11時) (レス) @page50 id: 2f284eb8ed (このIDを非表示/違反報告)
riku推し(プロフ) - M aさん» え😳いつもありがとうございます😳😳Maさんに読んでいただけてるなんて、ものすごく嬉しいです！こちらこそ、今後もお付き合いよろしくお願いします♡ (2022年8月30日 15時) (レス) id: 6429ca0a87 (このIDを非表示/違反報告)
M a(プロフ) - km0107さん» いつもいつも、待っていてくださりありがとうございます！ご期待に応えられるよう、がんばります❤️🔥 (2022年8月30日 14時) (レス) id: a3905d213c (このIDを非表示/違反報告)
M a(プロフ) - riku推しさん» はじめまして！ありがとうございます。私もいつも、riku推し様の作品楽しく読ませて頂いております😳 そう言っていただけてありがたいです。壱馬くんもありがとう…！ 引き続きマイペースに更新させてもらいます。ぜひ今後もお付き合いお願いします♡ (2022年8月30日 14時) (レス) @page43 id: a3905d213c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：M a
| 作成日時：2022年7月12日 12時
