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Aside










不思議な感覚だ。







川村さんがいる。







カウンター席に座る川村さんは、興味津々に店内を見渡す。







私のいつもの景色の中にいる川村さんはこの素朴な店内には馴染まない洗練された大人なオーラを漂わせていた。








そんな私の視線を感じたのか、店内に向けていた視線をこちらに向けて優しい微笑みをひとつ。







壱馬「めっちゃいいっすね。俺ここ何時間でも居れそうです」







そう言って椅子の背もたれに身を預けて、その座面がくるくる回る椅子を左右に揺らしていた。







『落ち着ける空間が作りたいなって思っていたので、そう言っていただけるの嬉しいです』







家のような安心感があって、でもどこか家とは違う新鮮さを感じられるようなお店にしたかった。







それをわかってもらえた気がして嬉しい。







壱馬「なにより、Aさんっていう温かさがあるから、よりこの場所が安心感のある空間になってると思います」







『…ふふ、ありがとうございます。空間の邪魔になってなくてよかったです』







壱馬「むしろ居ってくれな困ります」







これで川村さんに会うのは三度目だけれど、相変わらず川村さんの真っ直ぐな褒め言葉は私には擽ったくて慣れなくて、どう反応したらいいのか分からなくなる。







だから、ひねくれた返ししかできない可愛げのなさがその度に嫌になる。

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設定タグ:川村壱馬 , 神谷健太 , THERAMPAGE   
作品ジャンル:恋愛
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M a(プロフ) - 飴さん» そして、3つ目のコメントでのご指摘についてですが。私としては、“壱馬くんが良くない困らせ方をした”ので「させて」ではなく「して」と書かせていただきました。私の日本語の捉え方が違うと分かったらまたこちらも修正させていただこうと思います。 (2022年4月17日 8時) (レス) id: a3905d213c (このIDを非表示/違反報告)
M a(プロフ) - 飴さん» 健太くんの誤字の部分は完全にその通りです。こちらも修正させていただきます。ありがとうございます。 (2022年4月17日 8時) (レス) id: a3905d213c (このIDを非表示/違反報告)
M a(プロフ) - 飴さん» 読んでいただきありがとうございます。そして、コメントご指摘ありがとうございます。実はページのタイトル部分について私も分かりづらいかなと思っていたところだったので、もう少しわかりやすくなるように修正していこうと思います。ご意見ありがとうございます! (2022年4月17日 8時) (レス) id: a3905d213c (このIDを非表示/違反報告)
- また続けてのコメントですみません。 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 ・ページ19のここの部分 あ、これはよく見る困り顔の中でも、あまり良くない困らせ方をしてしまったみたい。 これ正しくは困らせ方をさせてしまったみたい。 ではないんでしょうか? (2022年4月17日 2時) (レス) @page19 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
- 続けてのコメントですみません(>_<) 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 ・ページ12のここの部分 ひひ、と悪戯な笑顔で来てくる健太さん。 これ正しくは聞いて来る健太さん。ではないんでしょうか? (2022年4月17日 1時) (レス) @page12 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:M a | 作成日時:2022年3月1日 22時

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