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二話 ページ3
兵が私達に向かってくる前に半兵衛は私を片手で持ち上げて羅針盤で中に浮く
兵達はどこに居るか分からず辺りを見回している
「まぬけ面とは失礼な ていうかA軽い、Aは綿なの？守りたくなっちゃう！可愛い！」
『恥ずかしいこと言わないでください』
「人を見掛けで判断するなっていう兵法」
『というより人として基本でしょ？』
半兵衛が私を離し私は双剣で兵達を倒した
半兵衛の羅針盤が龍興様の横に刺さる
いつの間にか半兵衛は龍興様の横に座っていた
「こういう毎日、お互い嫌じゃないですか？龍興様 だからこの城、俺にください」
半兵衛は歩き、外を見ながら言った
誰かいるのかな？
「俺が変えてみせますよ」
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作者名：夜月銀桜 | 作成日時：2020年8月9日 0時
