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A「……………。」
紫「もしかして名前忘れたん？」
ううん、と首を横に振る。
紫「…そっか。お風呂入ってき？寒いやろ。」
紫耀さんは話を逸らして台所へ行ってしまった。
お風呂から出たら早く帰らないと。
そんなことを考えていたら
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
A「…………！？」
急に扉を開けられたものだから驚いた。
紫「パジャマとか置いとくからねー」
紫耀さんは当たり前のように話すからまたこれが驚きで。
……あまり女の子のこと興味ないのかなぁ。
何を考えてるのだろう。しかもちょっとだけ寂しくなったのは、なんで？
恋愛感情とか会って一日で持つものじゃないし。
ていうかパジャマ着たら外出れないよ…。
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作者名：きき。 | 作成日時：2017年8月19日 20時
