本丸 ページ30
午後４時
短刀達が鬼ごっこをして遊んでいた
その本丸に、小絵が帰ってきた
小絵「………」
ボーッとしているようで、しっかりとした目をしたまま、本丸に入る
秋田「小絵さん！お帰りなさい！」
小絵「…」
そんな声も届いていないのか、小絵は秋田の横を通りすぎて去って行った
本丸のみんなは、疲れているのだと思い、彼女をそっとしておいた。
だが、
ここにももう一人、A小絵がいた
小絵「っざけんな！！！」
両腕両足を拘束され、身動きが取れない状態にあった
そう、今現在本丸にいるA小絵は、別のAIのA小絵なのだ
男「A小絵、大人しくしろ。
お前はもう用済みだ」
小絵「っだと！？てめぇ！！」
今回出来たA小絵は、以前の小絵のように暴走することもなく、小絵よりも最新の技術をつかった完璧なロボットだった
それが大量生産される予定のため、ここにいるNo.０1は処分されてしまうのだ
男2「な、なぁ。どうせもう処分されちまうゴミくずなんだ、
使ってもいいんじゃねぇか？」
男「そうだな、おい、旧式。俺達が有意義に使ってやるよ。
ありがたく思え」
小絵「…………め………」
男「あん？」
小絵「彼処には……っ、祖父の形見と私の餓鬼共がいる……っ。
手を出すな！！」
男2「何言ってんだよコイツ」
ゲラゲラと笑って服を脱いでいく男達
小絵の顎を掴んで口を近づけたときだった
ズシャァアアアア！！！！
男「ひぃっ！！？お、おい！？」
一人の男が血を流して白目を向いて倒れており、目の前にいたはずの小絵はいなくなっていた
小絵「コッチダ…………コッチ…………」
そう、耳元で聞こえた時、腹部に違和感が走った
自分が横にずれていたのだ
小絵は、男の上半身を蹴飛ばすと、下半身だけが残り、その下半身を上半身の上に放り投げた
小絵「………」
本丸へと脚を向けた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 84人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「刀剣乱舞」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
茶々丸＊(プロフ) - この間続きを作って消したんですけど、続きを書いてほしい方はいらっしゃいませんか？ (2018年8月20日 15時) (
レス) id: 6cec832baf (このIDを非表示/違反報告)
茶々丸(プロフ) - 紗椰さん» ォォォオォオ…よかったです。コメントありがとうございます。よろしければ他の作品も見てください( ；∀；) (2018年4月15日 9時) (レス) id: 273146eb1c (このIDを非表示/違反報告)
紗椰 - 感動しました！途中で泣いてしまいました！凄く良い話でした！;ω; (2018年4月15日 4時) (レス) id: f8c5bd1ea3 (このIDを非表示/違反報告)
茶々丸(プロフ) - あーたろさん» あぁ、はい。すみません。面倒くさがらず、ちゃんとします (2018年4月3日 21時) (レス) id: 273146eb1c (このIDを非表示/違反報告)
あーたろ(プロフ) - 今更で申し訳ないのですが、｢活劇｣ではなくて｢活撃｣です。 (2018年4月3日 2時) (レス) id: dad1cb8d7e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：茶々丸* x他2人 | 作者ホームページ：http://sakuya.uranaituku-ru
作成日時：2017年12月14日 9時
