看板娘 60 ページ14
「……悲しそうな顔してたな」
「うん…それにやっぱり月詠さんって働いてる時と印象違うよね」
「元気なんだか穏やかなんだか…」
Aに学園内を説明しつつ、矢羽音で会話をする六年生…彼らにとって彼女は新しく出来た年上の友人とゆうだけじゃないのは確かだ。
「働く時と違う人なんてよく居るだろう！
それよりも私が気になるのは…」
「さっきの……学園長先生の時のか…？」
「あぁ……」
七松小平太が言っているのは先程の毒味の件だろう
普通の看板娘に毒なんて考えに辿り着くのか
いや、我々の知る範囲では有り得ないだろう
通常の月詠と接した事がある彼らはもう彼女が賢い人だというのは分かっているだろう
が、学園に通っていてプロの忍者を目指している自分達よりかは分かっていないし、女性だと思って下に見ている部分もあるのは否定出来ない
数十分前のこと
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
歩いて歩いて、おそらくグラウンド…校庭とも呼ばれる所が見える所まできた。ちなみにここまでずっと無言だ。
私はため息をつき、後ろを振り返った
六人の表情は人それぞれで…目を逸らしてる人苦笑いをしてる人、汗がすごい人……だけれど総じて気まずそうで焦っているのは伝わる
「言ってくれないと分からないですよ？」
どうやら私は餌を撒いたらしい
そう言うと全員鯉のように口を動かした
「月詠さん、私はただ学園長先生に……いえ言い訳ではなくて…」
「えっとですね！俺はこの中で一番ギンギンに忍者してまして……ギンギン…」
「もそ…すみません、月詠さん……もそもそ…先生方にどう説明すればいいか…もそもそもそ」
「あーー細かいことは気にするな！いけいけどんどーん！！」
「言わなかったのはごめんなさい！色々と考えて……でも、あの、あのですね！！」
「えっとその、ですね…！実はあのバカもんじが…！！」
だいたいこうゆう感じの言葉を言っているが、言っている本人もよく理解出来てなさそうなのが面白い
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赤月(プロフ) - 黒カビさん» お返事、だいぶ遅れてすみません！ご感想ありがとうございます、とても嬉しいです！ (2021年10月23日 0時) (
レス) id: e19f132e5a (このIDを非表示/違反報告)
黒カビ(プロフ) - 面白いです！ (2021年8月23日 13時) (レス) id: b236fc8679 (このIDを非表示/違反報告)
赤月(プロフ) - ロクさん» 好きなもの×好きなものは神ですよね！ 読んでくださって有難うございます！ (2021年8月9日 19時) (レス) id: e19f132e5a (このIDを非表示/違反報告)
ロク(プロフ) - え、好きがすぎるんだが？忍たまとのクロスオーバーとか神すぎる！めっちゃ好きです！！！良ければ続き待ってます！ (2021年8月8日 0時) (レス) id: 9427a4c8e6 (このIDを非表示/違反報告)
赤月(プロフ) - あまねさん» 神になったら推しをずっと眺めていられますね() 有難うございます、私も作品を読んでくださるあまね様が大好きでございます！！ (2021年7月30日 0時) (レス) id: e19f132e5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤月 | 作成日時：2021年6月20日 22時
