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初雪�� ページ5
つかの間の沈黙。
その人はいつの間にか、
私と人ひとり分の距離を空け、隣に座っている。
私が落ち着くまで居てくれるつもりなのだろうか。
黙って空を眺めている。
何を話していいかわからず、同じように見上げる。
「…星、東京でも見えるんですね」
知らなかった。
東京に来てから、過ぎる日々にただ流されるように生きてきた。夜空を見上げることもなかった。
「空は繋がってるからね」
空に呟かれた言葉に、思わず隣を見る。
マフラーが巻かれていて表情は分からないけれど、
街頭の僅かな光に照らされた美しい瞳はまっすぐ空を見つめている。
空は繋がっているーー
なんて、なんて、素敵な言葉なんだろう。
.
別れは突然だった。
でも、本当はとっくに分かっていた。
5ヶ月前、就職で東京に発つ私を見送ってくれた恋人は、もう私の好きだった恋人ではなかったのだから。
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凪(プロフ) - Ruiさん» Ruiさん！めちゃくちゃ嬉しいです！見つけていただけて、初めてコメントまでくださいましてありがとうございます！！！頑張りますので、よかったら最後までお付き合いくださいませ(*^^*) (2020年11月18日 20時) (
レス) id: bb946f24d5 (このIDを非表示/違反報告)
Rui(プロフ) - 凄く面白いです！更新楽しみにしてるので、これから頑張ってください！！ (2020年11月18日 17時) (レス) id: 317d4adb16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凪 | 作成日時：2020年11月12日 21時
