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20、稜葵side ページ21
稜葵｢痛っ⋯｣
流石に、やられ過ぎたか⋯
いや、これぐらいにしとかないと
そのうち加減が効かなくなってしまう。
相手だって痛い思いはしている。
耐えなくちゃな⋯
そういえば、いつの間にか自分の部屋だ。
誰が運んでくれたんだろ。
コンコンっ⋯
稜葵｢はーい。｣
佑妃｢稜葵
⋯って体起こして大丈夫なのか？｣
稜葵｢平気。ご飯の用意する。
⋯って⋯｣
佑妃｢今日は無理するな。｣
稜葵｢無理なんかしてない。｣
佑妃｢稜葵、お前は俺らと同じ年で
その上、女なんだからさ
もっと自分のことを大切にしろよ。｣
稜葵｢大きなお世話だ。｣
気持ちは有り難いけど
甘えることに抵抗があるんだ。
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作者名：空井 奏音 | 作成日時：2017年4月11日 23時
