愛されマンネ

8話 ページ9

チェヨンside

今日は音楽番組の日です
ステージにたつことは楽しいんだけど…


「あー！ジュヒョンオンニ！イェリオンニ！」

これです。私が朝から憂うつな理由は…

主人公は他のグループの友達が多いんです！

人懐っこいからいろんな人に好かれてるの
そして仲もいい…
だから他のグループのみなさんも

ｱｲﾘｰﾝ「あらっ、主人公じゃない！」

ｲｪﾘ「主人公〜、会いたかったよ〜」

ｱｲﾘｰﾝ「今度宿舎に遊びに来ない？」

と、とても楽しそう…

私は主人公が好きだ、オンニ達が主人公のことを好きだと言うことも知っている

こんな場面に出くわすと心がモヤモヤする
それはオンニ達もきっと一緒だろう

出来ればあんまり話して欲しくないんだけど…

主人公は私がこんな事を考えていることを知ったら、どう思うのだろうか？

もしかしたら嫌われちゃうのかな？

ﾂｳｨ「チェヨン？大丈夫？」

ツウィは私が主人公を好きだということを知っている、唯一の人だ。

ﾁｪﾖﾝ「大丈夫！帰ってきたら話すから！」

ﾂｳｨ「そっか！頑張れ!!!」

ﾁｪﾖﾝ「うん、ありがとツウィ！」

そろそろ帰ってくるかな？

「ただいま戻りました！」

あっ、帰ってきた！

「ねぇねぇナヨンオンニ、今度一緒にレトベルの宿舎いかない？」

ﾅﾖﾝ「もちろんいいわよ！」

「ほんと!?ありがと〜」

えっ、レトベルさんの宿舎行っちゃうの？

行かないで

ﾁｪﾖﾝ「主人公〜、ちょっと来て〜」

気づいたら呼んでいた

「どうしたの？」

ﾁｪﾖﾝ「いやっ、あの……」

「??」

やばいっ、なんて言おう汗

ﾁｪﾖﾝ「あのさっ…、出来ればなんだけど…」

ﾁｪﾖﾝ「いやっ！やっぱなんでもないﾆｺｯ」

ﾁｪﾖﾝ「ごめんね？わざわざ呼んじゃって」

「？大丈夫だけど、なんかあったら言ってね！」

今は、彼女でもなんでもないのに束縛みたいなことしてたら絶対嫌われちゃう!!!

私って独占欲強めなのかな？

いつか主人公の彼女になって、
独り占めしてやる!!
他のオンニ達にも、絶対わたさない！

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