七話 ハイスクールライフ ページ8
遅刻とか言いながら開けたのは教室のドアではなく保健室のドア
『おはようございます』
「あら、今日もこっち?」
『面倒臭いので』
適当に先生の質問を受け流してベッドにダイブする
「ねぇ、それよりこんなところに通って楽しいの?」
『教室にいるよりはマシですよ』
「友達は?」
『馬鹿にしてます?いますよ』
「成績は?」
『もーなんなんですか、学年一位です、先生も知ってるでしょう?』
「……ごめんなさいね、」
なんだなんだ、妙にしんみりしてるな……
『どうかされたんですか』
「…実はね、私もしかしたら転勤するかもしれないの」
『……そうですか』
「だから今のうちに沢山質問して貴方の事を知ろうと思って」
『どうしてですか』
「新しい先生が来るのよ、はい」
渡されたのは新しい先生と思われる人のプロフィール
けど、その名前と写真に私は驚きを隠せなかった
『………天宮、翔太……』
「2週間ほどだから、安心してね」
そんな言葉も私には入ってこないくらいの驚きだった
いやいやいや、まさかそんなはずはない
これを天月さんだと思う根拠も証拠もないじゃないか、ただのそっくりさんだよ
………きっと
自分に言い聞かせることに精一杯になりつつも、午前で帰るので支度をした
帰ったら、またお断りメール送らなきゃいけないのかな……
なんてことも考えながら
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みつき(プロフ) - ツンデレですねww (2017年3月9日 21時) (レス) id: 4dc5fcc93c (このIDを非表示/違反報告)
林檎(プロフ) - みつきさん» ま「べ、別に欲しいなんて思ってないし」そ「何か違う」ま「じゃあツンデレってなんですか!」『知るわけないでしょ』そ「こういうこと」ま「これもツンデレに入るの!!?」 (2017年3月8日 23時) (レス) id: 9351c6d4fb (このIDを非表示/違反報告)
林檎(プロフ) - アリスさん» う「夢の国行こーぜ」坂「うぇーい!」ま「わいわい」そ「きゃあきゃあ」う「そらるさんのきゃあきゃあって何、かわいいけどさ」ま「きゃあきゃあ」坂「きゃあきゃあ」そ「後で作業十倍やれよ」う「ドンマイwww」ま・坂「うらたさぁぁあん!」 (2017年3月8日 23時) (レス) id: 9351c6d4fb (このIDを非表示/違反報告)
林檎(プロフ) - 悠さん» 坂「わぁお空に飛行機雲が浮かんでるよー」う「あっちはわたあめみたいな雲だー」ま「これが現代の成人男性なんですね」そ「何も見るな」ま「はい…」 (2017年3月8日 23時) (レス) id: 9351c6d4fb (このIDを非表示/違反報告)
みつき(プロフ) - そらるはもっとツンデレですよww (2017年3月6日 18時) (レス) id: 4dc5fcc93c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:林檎 | 作成日時:2017年1月8日 22時