23 暗い夢 ページ29
1人、暗い道を歩いていた
また、なのかな
誰かが呼ぶ声がした
そっちに引き寄せられ_______
目覚めると、公園だった
良かった、という顔を浮かべているれをる先輩とハンカチを渡した人がいた
れ「バカッ！！」
『え、』
れ「もう！！だから言ったのに！！」
『なんでれをる先輩が？？』
そ「れをる先輩w」
れ「そらるさん、そこ笑うとこじゃない」
『そらる……さん？』
そ「ああ、えっと……一ノ瀬彼方です」
『ですよね』
ハンドルネーム、だよね
いや違う……今この人はそらるさんと言った
________う、歌い手……？
れ「A、そらるさんはホームに落っこちそうになったAを助けてくれんだ」
『ホームに！？ごめんなさい！ご迷惑をおかけしましたっ！！』
そ「え、いや、別に」
『それと……一ノ瀬さんって……』
そ「歌い手だよ」
あっさりバラした
そ「れをるがいるからいいかなって」
れ「まぁ、私もやってるしね」
『そういえばそうだった』
れ「ちょ、やめて！？存在忘れないでー！」
__________現実と夢の区別は簡単
″痛い″か″痛くない″かだよ
『っ……いひゃい』
れ「忘れるからだよ」
そ「何か、姉でもあり親みたいだな」
れ「わ、Aのお姉ちゃん？いいねぇ！」
『どちらかと言うと親っぽいけどね』
れ「えぇ」
何か、こういう会話温かいや
そ「よろしく、」
そらるさんが手を差し出した
『へっ？？』
そ「Aのこと、少し聞いた。俺もなんかあった時頼って欲しい」
さりげなく呼び捨てにしたし
もう一回頬をつねる
『………痛い…』
そ「夢じゃねぇよ、ん」
もう１度出された手を今度はしっかりと掴んで
『……ありがとう』
お礼を言うと、髪をクシャクシャにされた
理不尽
でも、照れ隠しなのかな……
そらるさんかわいいな…
れ「帰ろ、？」
れをる先輩の方が可愛いかも
なんて、
『うん、そらるさんも帰りましょ』
そ「そうだな」
みんなで並んで歩く
夕焼けが三人の影に仲間に入りたそうに、照らしていました
__________________
歌い手さんの本名は適当なので、実際の本名じゃありません！
黒髪のふわふわといったらそらるさん…w
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 31人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
クロ月夢文楽@ - specialの方から読んでいたので、最初、症候群を読んでて「はい？」と思って読んでたんですけど（ごめんなさい）最後、納得してから涙が止まりません…！凄い感動しました！ (2017年4月4日 23時) (
レス) id: 71f45d75cb (このIDを非表示/違反報告)
林檎(プロフ) - Reyさん» 読んでくださりありがとうございます！感動して頂いて何よりです！スマホを割りそうになるくらいコメント嬉しいです！！ありがとうございます！！！ (2016年12月18日 0時) (レス) id: 9351c6d4fb (このIDを非表示/違反報告)
Rey - 感動しました泣泣最後の天月くんかっけー(;゜0゜) (2016年12月17日 23時) (レス) id: bf4d939079 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：林檎 | 作成日時：2016年11月5日 0時
