いじめ 64 ページ17
学校から帰れば、
いきなりリビングに呼ばれた。
「…………は？」
「…という事ですので、世間に恥のないように、出席して下さい。あ、ドレスは、用意してありますので。」
ちょっと意味が分からない。
俺が、正式に世間に出るってか。
俺が、本当におばさんの子供になるのか。
先日、奥様のご知り合いの方のお嬢さんが、
ご結婚なさったので、式に出席いたします。
メディアも沢山いますので、言葉遣いには、
今以上に気をつけて下さい。
こう、執事が俺に言ってきた。
俺は、その人知らないんだけど。
ってか行く必要ないだろ。
叔母「分かったかしら？A、あなたが下手な事をすれば、私が恥を掻くの。そして、貴方は女の子なんだから、その、足を広げるとか、汚い言葉遣いやめなさい。ドレスを着てもらうわよ。」
は？俺、男なんだけど。ドレスって、女が着るやつだろ。
おばさんの斜め後ろには、ジンさんがいた。
あれ？ジンさん、なんか変わった。
黒髪が、金髪になっていた。
じーーっと、ジンさんを見ていたら、ジンさんと目が合った。
すると、ジンさんは、俺に笑いかけてくれた。
優しく。あぁ…やっぱりジンさんは、
うざく感じない。
「…じゃ、部屋にいって、お勉強しなさい。」
はぁ…また勉強だ。
「ちょっと、ジン。Aを見ててちょうだい。Aの執事と、話をするわ。」
ジン「かしこまりました。」
「……ジンさん…久しぶりですね。」
ジン「そうだね、辛いでしょ、毎日、勉強ずっとして。学校では、大丈夫？」
ジンさんは、分かってくれる。
俺が、辛い事。
「はぁ…もう、疲れました。勉強も、学校も。」
ジン「そうだよね…あまり無理するんじゃないよ。あ、そういえば、常に一緒にいたのに、連絡先教えてなかったね。……はい。これ、僕のID。なんか、愚痴でもなんでもいいから、僕に送ってね。」
「ありがとうございます。」
ジンさんは、本当に優しい。
「ジンさん…数学、教えてもらえませんか…？
あの人の説明、わかりにくいし、ベラベラ喋って、内容入ってこないんです。」
ジン「ん、分かったよ、Aの部屋行こっか、」
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baskelove43(プロフ) - ダンスに歌の練習なんてすごいですね！頑張ってください、応援しています (2016年6月14日 20時) (
レス) id: 6f7bad19a3 (このIDを非表示/違反報告)
莉希(プロフ) - 設定がオリジナル作品になっていますよ (2016年5月12日 19時) (レス) id: bc5faab83d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リウォン | 作成日時：2016年5月11日 22時
