【完結】拝啓バニーボーイな君へ、泣いてもいいですか？【gnki】【gn】 (ページ40)

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あっ、と思う頃には遅かった

「東雲さーん？彼氏がいるなら早く言ってくれれば良かったのにー惚気でもなんでも聞きますよー？」

「あ、ははは……」

やっべ

隠した方がいいことってあるんだな

「でも私は、弦に惚れた理由、知りたいなー？」

「え、ええーしょうがないですねー ……、その昔から好きだったんですあのときはずっと反抗期みたいなもんでしたけど」

「かっわいいー」

これは、本当に本心だろうか

確かに、可愛いけど、胸に突っかかる

昔から、そんなん私もそうだった

「どうしたんですか？東雲さん」

「うんん昼ごはん食べちゃおうか」

「はい！そうですねお昼時間、終わってしまいますからね」

お弁当箱を突っついても、あんまり美味しくない

ぼーっとしてたから砂糖と塩を入れ間違えたかな

とんでもなく甘い

「そのお弁当は、自分で作ってるの？」

「いいえ弦さんが毎朝作ってくれてます新婚みたいって、言われちゃいましたよー」

「ほんと新婚さんみたいだね憧れるよ」

「いずれか、東雲さんも、憧れられるくらいの素晴らしい旦那さんができますよ！」

いずれか、ね