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部長への、報告を終わらし自分の席に着こうと思ったとき、花摘さんからLINEが届く
《お姉ちゃんのこと、どこで聞いたんですか？》
友人からと、とりあえず答えておく
《友人って弦さんですか？濡田弦さん》
知り合いだったんだ……いや、うららさんと知り合いならその妹も知り合いで当たり前か……
はい、と答えながらもそう思う ……それと申し訳ないけどそろそろ仕事を始めると伝える
《ごめんなさい 朝も話に付き合ってくれてありがとうございました では》
デスクにスマホを置いて仕事を始める
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花摘さんの仕事も少しずつ同時進行して1時間ほど経ったとき
「こんにちは、すいません遅れました」
「いえ大丈夫ですよ」
花摘さんが来た 社内が2回りくらい明るくなったのは気のせいだろうか
そんなことは置いておいて、花摘さんと軽く会釈する
「こんにちは 東雲さん ……えっ！？ごめんなさい、仕事を進めてもらっちゃって」
「良いの良いの そもそも花摘さんの方が仕事ができるんだし、この時間でこの量だと意味がないと同じだから……」
「そんなことないです！いつも助けてもらってばかりで本当に申し訳ないです……」
「大丈夫だよ じゃあ続きやろうか」
はいっ！、そんな威勢のいい返事で私もやるきのスイッチを入れる
スマホが小刻みに揺れていることに気づかず
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作者名：長月皐月 | 作成日時：2022年1月7日 9時
