【完結】拝啓バニーボーイな君へ、泣いてもいいですか？【gnki】【gn】 (ページ19)

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やっとのことで、仕事を終わらせ、誰もいないオフィス内で息を吐く

そういえば、げんぴょんの店に行かなければいけないんだ

昨日、家で言われたことを思い出す

焦って、立ち上がる細かい時間とかは特に言われていないけど、絶対待たせている

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「失礼しまーす……」

店は相変わらず、ちらほら客が見え、決して混んではいないことに安心する

「あー、いらっしゃい良いとこきたね丁度、大人数のお客様達が帰られたところだったから」

「良かった残業した甲斐あったかも」

「嬉しいのか嬉しくないのだか ……とりあえずサイダー系出すねお酒だと酔っちゃうから」

「は、はーい」

とりあえず、誰もいないので、1人だったら絶対座らないカウンター席に座る

「どうぞー今日はわざわざ、ありがとね今日は俺の奢りだから」

「そ、そんな悪いよ」

「そんなことないお礼くらいさせてね」

「は、はあ分かったお願いします」

押されに押された結果、奢ってもらうことになってしまった

すごい……、気まずい

元々奢ってもらうなんて社会人になってからあんまり無かったし、ましてやげんぴょんなんて

「それでさ、今日話さなきゃいけないことがあって ……この前あいつらが来たせいで言えなかったこと」