【完結】拝啓バニーボーイな君へ、泣いてもいいですか？【gnki】【gn】 (ページ17)

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そんなことは置いておいて、中身を開いてみる

不揃いな字で電話番号と、名前……たらこと書いてある紙だった

そういえば、げんぴょんにも連絡手段があったすら怪しいし……

これで、たらこさんを通して連絡できるな

普段は、家からで電車に乗って行っているが、げんぴょんの家からで

電車に乗ることもなく歩いて10分くらいで着いた

「あっおはようございます！東雲さん」

「おはよう花摘さん」

花摘さんは、私の部下で、私が育成係をやっていたことから仲が良い(と思いたい)

しかも、性格も良く顔も清楚系で仕事もできて謙虚もうパーフェクトすぎて好きになってしまいそうなくらいだ

……まあそれは嘘だが、そのくらい信用していて

これは内緒だが、かなりモテている

「そうだ今度の案件でちょっと助けてもらっても良いですか？自分だと量が多くて」

「喜んでけど、ある程度しか手伝えないけど大丈夫？」

「ただえさえ忙しいのに、少しでもやっていただけて光栄です！あっいけない遅れる」

花摘さんと共に、ビルの階段を駆け回り、会社がある階まで辿り着く

「良かった間に合ったあっ、そうだ案件についてはまた後で聞くから」

「はいっ！本当にありがとうございます」

本当に、良い部下を持ったな、そう思う