貴方の3分を下さい。【鬼滅の刃×短編集】

☆ 譲らない【霞】 ページ42

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さつむいこんおかえり〜！

癒しが降臨してきて嬉しいです。

こちらも安定の無一郎でお送りします。




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君からもらったプレゼント。


☆時透ツインズご登場

☆現パロ。片仮名使い放題

☆ジャンル；甘いとは一体


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『あーっ、楽しかった〜！』




ここは「キ」で始まり、「ア」で終わる、

兵庫県甲子園にある子供が働く街。

ウワサでは東京にもあるらしい。

行ったことないけど。




『有一郎と無一郎はどうだった？パイロット』


「楽しかったよ！」


「……まあ、うん」




有一郎と無一郎は、幼稚園からの幼馴染。

そっくりの双子なんだよ、可愛いわ。




「Aはどうだった？」


「どうせアナウンス嚙みまくりだったんだろ」


『酷い！有一郎ったら酷い！』


「あー……英語で嚙んだんだね」


『無一郎まで！！』




お顔はいいんだけどね、ふたりとも。

有一郎はズバズバなんでも言うし。

無一郎は基本天使だけどたまに毒舌発揮するし。


まあ……実際アナウンス噛んだけど。

キャビンアテンダントとか向いてないわ。




「まあまあ。次はどこ行くの？」


『ふたりは行きたいところはないの？』


「炭治郎がベーカリーオススメだってさ」


「近くなら新聞社やラジオ局があるけど」




ベーカリーかぁ……美味しいよね絶対。

新聞社も記者気分で楽しそう。

ラジオ局もスター気分満喫できそう。

……でも私には絶対外せない場所がある。




『花屋！』


「「遠っ」」




そこでハモるんじゃない双子。




「キッゾ(子供が張らく街の通貨)かかるよ。それに、」


「俺、花に興味ない。それに、」


『なーによ、そのAには似合いませーん。

みたいな目はっ！！ 失礼千万！！』




悪かったわね、女の子らしくないのに花好きで。

だって可愛いもん、お花。




「……まあAが行きたいならいいけどさ」


「うん、僕たち一通り行ったしね」


『よーっしゃー！ せんきゅー時透ツインズ！』




ガッツポーズガッツポーズ。

あ、せんきゅー平仮名なの気にしないでね。

英語できない人だから！！




「A、そっちは食品開発センターだよ」


「ほんと方向音痴だよな」


『は？』




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