科学者 ページ3
空助「こちらこそ君のご両親にはお世話になっているよ」
彼女はお辞儀をした。
目元が父親にそっくりだ。
あまり表情が豊かではないところは母親似か。
ピピピピ(電話が鳴る)
灯「おっと失礼。少し席を外すよ」
バタンッ
A「両親から色々とお話は聞かせてもらっています。本当にあの斉木空助さんと研究を進めているとは...」
空助「そんな固くなくていいよ。僕ってそんなに有名かな?君のお父さんとお母さんのほうは超が付くほどの有名科学者だと、僕は思うけどね」
A「そうなんですか?」
空助「自分の両親が本当にすごい人なの知らないんだ」
A「ま、まぁ...小さい頃に知らない大人の方々がたくさん来てて私のことはあんまり......だったので」
あんまり悲しそうにしてない。感情が顔に出ないだけか?
分からないな。
でもこの感じどこかで...
A「斉木さんはこれからもずっとイギリスで研究を進めるんですか?」
空助「うーんそうだね。多分そうなんじゃないかな。先のことなんてなんにも決めてないよ」
A「へぇ...!科学者ってそうなんだ...」
少し笑ったかと思えばまたすぐに無表情に戻った。
「ねぇ君は」
ガチャッ
27人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
佐藤ちょこ(プロフ) - 猫さん» 猫さん初めまして。こんにちは。コメントありがとうございます!更新頑張りますので楽しんで頂けましたら幸いです。 (2022年4月25日 14時) (レス) id: 097bc7bb67 (このIDを非表示/違反報告)
猫 - とてもこのお話が気に入りました!早く続きが読みたいです!更新頑張ってください! (2022年4月20日 17時) (レス) @page2 id: 1980a86d42 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:佐藤ちょこ | 作成日時:2022年4月18日 16時