お礼 ページ18
空助「それで?君の言いたいことはなんだったの?」
A「あ、えっと」
顔が一気に赤くなる。
斉木さんはじっと見つめてくる。
A「......さっきは、ありがとうございました......」
空助「え?」
聞こえるか聞こえないか、微妙な声量が出た。
私は説明した。
恥ずかしかったけど、仕方ない。
空助「聞いてたんだ。恥ずかしいね」
それはこっちのセリフです。
空助「別に...僕の本心だし。ああいう人嫌いなんだよね」
A「は、はぁ」
空助「他人の偏見なんて気にしなくていいよ。でも僕も偏見で言っちゃったわけだから、花咲さんのことこれから知っていきたい」
A「わっ私も、斉木さんのこと知りたいです」
同じ気持ちだった。
私のことを初めて庇ってくれた人。
まぁ私が知らないだけで、本当はいたのかもしれないけど。
お互い同じ気持ちで嬉しいと思えた。
笑うのは苦手だけど上手く、笑えてるかな。
空助「同じだね」
そう言って、彼も笑った。
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佐藤ちょこ(プロフ) - 猫さん» 猫さん初めまして。こんにちは。コメントありがとうございます!更新頑張りますので楽しんで頂けましたら幸いです。 (2022年4月25日 14時) (レス) id: 097bc7bb67 (このIDを非表示/違反報告)
猫 - とてもこのお話が気に入りました!早く続きが読みたいです!更新頑張ってください! (2022年4月20日 17時) (レス) @page2 id: 1980a86d42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:佐藤ちょこ | 作成日時:2022年4月18日 16時