本心 ページ16
「ね〜！前話しかけたのに無表情で怖かったもん！頭が良くて美人とかなんだか知らないけど、あれはさすがにないと思う」
「斉木先生もなんであの子とばっかり話してるんですか〜」
A「......」
どうせ何も変わらない。
裏で言われても、面と向かって言われても、大差ないし。
『✕✕くんが好きなのがAなの信じらんない！好きな人いないっての噓でしょ！！本当は✕✕くんだったんじゃないの！？美人だからって！！』
＿＿帰ろう。学級委員として、生徒としてもありえないけど帰ろ。バックレよ。
斉木さんの口からなんて、聞きたくないし。
空助「なんで外見だけで判断するの？君たち」
一日だけなのに、久しぶりに感じた斉木さんの声は、優しい声だった。
「えっ...」
空助「君たち知ってるの？彼女、笑うときは笑うし、泣くときは泣く。てか人間誰だってそうでしょ。顔面偏差値とかくだらない」
「...そっそれは」
空助「今の僕が言えたことじゃないけどね〜。まぁ偏見って良くないよねって話。僕も偏見はするし、嘘もつくけど、ほどほどにね」
。
結局、聞いちゃいけない話を聞いてしまった感が強すぎて
廊下に置いて逃げてしまった...
お礼、言ったほうがいいのかな。でも前のことが......
確かに今思えば、あの一言だけで泣くのは幼稚すぎたなぁとか思ったり......
昇降口に着くと彼はいた。
A「あっ」
空助「...ひ、久しぶり」
こんなことってある＿＿＿？
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佐藤ちょこ(プロフ) - 猫さん» 猫さん初めまして。こんにちは。コメントありがとうございます！更新頑張りますので楽しんで頂けましたら幸いです。 (2022年4月25日 14時) (
レス) id: 097bc7bb67 (このIDを非表示/違反報告)
猫 - とてもこのお話が気に入りました！早く続きが読みたいです！更新頑張ってください！ (2022年4月20日 17時) (レス) @page2 id: 1980a86d42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐藤ちょこ | 作成日時：2022年4月18日 16時
