過去編 前編 ページ14
花咲Aは嘘が嫌い__
最初から嫌いだったわけではなく、人間関係によって嫌いになった。
“美人で羨ましいな”
“お父さん似の美人さんだね”
などと人は言うけど、私はこの顔に生まれて得したことは一度だってない。
勘違いしないでほしいが、両親に恨みなどはない。
〜数年前〜
「○○ちゃんの好きな人って✕✕くんなんだって!」
「ちょっ!やめてよ〜!」
「えー!絶対両想いだよ!」
正直この時の私は上手くやれていたと思う。
特に目立つことなく。自然に。
「Aは好きな人いないの?」
A「え?うーんそうだね。いないね」
「つまんないの!」
ただ恋愛事情には疎かった。
でもこれがダメだった。いや、そもそも何をしてもダメだったんだろうけど。
次の日、○○が告白することになったそうなのだが、私は突然の熱で学校を休んだ。
そのまた次の日、学校に行ったら昇降口で、水をかけられた。
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佐藤ちょこ(プロフ) - 猫さん» 猫さん初めまして。こんにちは。コメントありがとうございます!更新頑張りますので楽しんで頂けましたら幸いです。 (2022年4月25日 14時) (レス) id: 097bc7bb67 (このIDを非表示/違反報告)
猫 - とてもこのお話が気に入りました!早く続きが読みたいです!更新頑張ってください! (2022年4月20日 17時) (レス) @page2 id: 1980a86d42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:佐藤ちょこ | 作成日時:2022年4月18日 16時