夢主side ページ44
夢主side
A「でも私......未来がそうでも、斉木くんと...その、本当の許嫁になりたい......っ！！」
ああ〜〜！？言っちゃった！！
両想いってだけで嬉しいとか言ったばっかなのに、
さらに上をいくのかコイツ！？ってなるよね！？
しかも私の未来は病気になるとか言われて、こんな事言ってるからね！！
なんか恥ずかしくなってきた......！！
ああ.....
穴があったら入りたい＿＿
フワッ......
A「ちょ！？さ、ささ斉木くん！？？」
斉木『......』
あの。あれ。
私、今、好きな人に抱きしめられてるんですけど！？
どうして！？
斉木くんの体温が感じられるし、なんかいい匂いもしてきたな......って！！
私変態みたいじゃんか！？
てかこうやって考えてる事全部斉木くんに丸聞こえなんじゃ......！！
斉木『...いいのか。君はそれで』
A「うん！いいんだよ」
斉木『......』
A「みこちゃんの事悪く言うわけじゃないけどさ、外れるかもしれないでしょ？それに私はやっぱり、好きな人とずっと一緒にいたいからっ！」
斉木『...！』
A「わわっ！？」
抱きしめる力が強くなった。
これ私の心臓の音、聞こえてるんじゃないかな〜〜！？
大丈夫かな......！？
A「......今更だけど、テレパシーうるさくてごめんね......」
斉木『今は聞こえないぞ』
なんだって！？
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作者名：佐藤ちょこ | 作成日時：2021年6月22日 19時
