ポンコツで天然な超能力者の彼女は僕の許嫁【斉木楠雄のΨ難】 (ページ42)

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二人で話をしようページ42

空助「はい！じゃあ二人で話し合ってね～今日はママもパパも帰ってこないから、僕はちょっと買い物にでも行ってくるよ」

斉木『...』

A「斉木くん、私が自分の意志でここに来たの...！夜遅くにごめんなさい。でも今言わなきゃって思って、斉木くんとちゃんと話がしたかったから」

。

斉木side

その後空助は言った通り買い物に行った。

何故だ。何故雨沢さんが来たんだ。

もうそこから理解が追い付かない。というかまず合わせる顔なんてないのに。

今リビングに二人きりっていう状況は何なんだろう。

僕がこんな事を考えているのはおかまいなしに、彼女は僕の目を見てこう言ったのだ。

A「私ね、斉木くんの事が好き」

斉木『！』

A「最初は急に許嫁とか言われて、いきなり何！？とか思っちゃったけど......一緒にたくさんお話して、すごく楽しくて」

確かに僕らは許嫁だけれど。

このままだと君の未来が...

A「前に、みんなといる時より斉木くんといたほうが楽しいって言ったの覚えてる？それ、今になって考えたら告白みたいなものだよね...！私って本当にダメだなぁ......」

斉木『覚えてるに決まってる。僕だって同じ気持ちだ』

A「......本当？」

斉木『ああ。僕も雨沢さんが好きだ』

僕は何回も嫉妬するくらい、君の事が好きみたいだ。

ダメだな。言わないって決めてたのに。

こんなに嬉しそうな君の顔を見たら言うしかないだろ。

ああ

何故

僕らは幸せになれないのだろうか。