お勉強タイム！ ページ31
〜斉木と相トが恋愛話で盛り上がっている頃、Aは鳥束に勉強を教えていた〜
夢主side
A「ここはね、ここをこうして先にこっちの計算をした方が...」
鳥束「はぁ〜〜！なるほど！！」
今日の放課後はいつものみんなで喫茶店でお茶の予定だったんだけど、
鳥束くんが今日中に提出しなきゃいけない課題を忘れていたからじゃあ私も手伝ってあげる！という流れになった。
ので！勉強を教えています。
斉木くんとみこちゃんは「そんな奴に優しくしなくていい」とか言ってたけどなんでなのかな？
鳥束「それにしても雨沢さん、本当に勉強できたんですね......」
A「なっ！失礼な！私、勉強だけは得意なの！他はちょっと失敗しちゃうところ...あるかもだけど...」
鳥束「例えば？」
A「うーん...お菓子作りで砂糖と塩、間違えたとか...？」
鳥束「ぷっ...！あははっ！！」
A「わ、笑いすぎ！！」
もう！鳥束くんってば笑いすぎ。
そんなに笑わなくてもいいのに。
確かに普通の人は間違えないだろうけど、苦手なんだからしょうがないじゃん...
鳥束「......ははは......はー...やっぱり可愛いなぁ。好きだ」
A「え？」
鳥束「俺、雨沢さんの事が好きです」
鳥束くんはすごく真剣な顔で言った。
でも顔が少し紅くなってて。
え？てか今なんて......？
待って？さっきまでの爆笑はなんだったの......？
聞き間違い？？
A「...え......何、今なんて...言ったの......？」
鳥束「雨沢さんが好きです」
聞き間違いじゃなかった......！！
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作者名：佐藤ちょこ | 作成日時：2021年6月22日 19時
