思い出せ！！ ページ20
A「うっ...なんだか気持ち悪くなってきた...」
A母「え！？大丈夫！？」
A「さっき目が覚めた時、勢いよく起きたからかも......」
うう...これは本当にやばいやつだ。
心なしか頭も痛くなってきたかも...。
A母「とっ！とりあえず寝よう！！寝たらちょっとは良くなるかもだし」
A「うう〜ん。じゃあソファでいいや......」
A母「ダメ！ちゃんとベッドで寝ないと」
そうお母さんは言うけど、正直二階に行くのがめんどくさい。
だから私はソファに寝ようとしたんだけど......
A母「ねぇA〜〜！ソファで寝ないでよ〜！！お母さんが上まで届けてあげるから！！」
A「そんな宅急便みたいに言われても...」
A母「ねぇねぇ〜〜！」
さっきからソファを揺らして邪魔してくる。
これじゃ絶対寝れないし、うるさいから上に行くか...
てかちょっと威力あがってきてない...？
A母「あっ！？」
A「え」
ドサッ
私はソファから落ちた。
A母「うわあぁ〜〜！？Aごめん〜〜！ケガはない！？」
急に視界が真っ暗になったけど、目を開けてみた。
目の前にいるのは誰だろう？
あれ。緑色の制服だ。あと、ピンク色の髪。
...斉木くん？
ん？なんか唇に柔らかいような感じの.......？
A「......！？」
A母「ちょっとA大丈夫！？顔が真っ赤っかだよ！？」
A「......思い出した」
私、斉木くんと
キス
しちゃってたんだ......。
バタッ
私は倒れた。
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作者名：佐藤ちょこ | 作成日時：2021年6月22日 19時
