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No.139腕相撲 ページ40

フィッシャーズ セカンダリ side


ンダホ「みんなで腕相撲をしたい
ということになりました」

マサイ「お兄さん強い」

ペケたん「や、無理だこれ」

シルク「無理だ、ということで
昨日からずっとやりたいと豪語していた
ケチャップが兄貴と勝負することに」

貴「いぇーい、ケチャップと
その他の観客でーす」

いーぐる「いぇーーい」

手をお互いに握り反対の方で机の端を持ち
いつ勝負してもいいように準備する

ニコニコした感じから
手を掴んだ瞬間スイッチが入ったかのように
真剣な面持ちに変わる

シルク「レディー…GO!!」

合図の瞬間互いに力を入れ合い
右にいったり左にいったりとグラグラしている

シルク「兄貴の方は歯を食いしばっている
しかし、ケチャップの方は
まだ、表情が余裕そうだ!!」


兄クロードの方が少しずつ
ケチャップの手を机に近づけるが
あと、ちょっとのところで
ケチャップがたてなおす


シルク「今までやってきた試合の中で
1番盛り上がっている!!
ケチャップの伝説はやはりここからなのかっ!」

そこから、
兄クロードのゴツゴツした硬そうな骨ばった手を
机に近づけようとしたところで
兄クロードの手は力を無くしたのか
パタリと机と接触する


一瞬の静寂のあと

シルク「勝者ケチャップーッ!!」


兄クロード「腱が痛てぇ」

貴「わかる」



貴「…兄クロード、体調が悪かった?
具合悪いなら腕相撲なんてしなくても
良かったんだよ?」

兄クロード「いや、
ふつーに負けたんだけど」

貴「いや、嘘だ!?私は信じないぞ!」

兄クロード「いや、俺に夢を見すぎ」

貴「だって、だって!
シルクくんが
『俺の兄貴ゴリラみたいに強いんで
ケチャップさんの腕が折れないか心配です』

って言っとたもん!!」

全員でシルクの方を見る

シルク「あ"ぁ"ー、確かに言ったかも」

貴「だからさ、盛り上げようと思って
いつもはちゃんと飲まない
プロテイン昨日夜に飲んだのに…」

マサイ「即効性ないのに」

兄クロード
「…えっと、
手が綺麗だなと思ってたら負けたわw」

手をスルッと軽く撫でる

貴「」

シルク「めっちゃ、安らかな顔だ」

貴「いや、今のはダメでしょ(真顔)
危うく天に召されるかと思ったわ」

シルク「てか、兄貴そんなキャラじゃねぇだろ」

兄クロード貴「お互いにファンだから」

貴「のーぷろぶれむっ!」

マサイ「いいんだ…」

No.140クラタス→←No.138あだ名決めるの大変



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作者名:男にならざぬ者 | 作成日時:2018年6月14日 21時

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