チートの女2 (ページ39)

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Ｎｏ．８８孤独って中二病w ページ39

安元side

そのころ

爺様「さて、行ったな
お前さんらは一体ケチャップのなんだ？」

全員-貴「…(汗)」

爺様「何じゃ、言えないことか」

MSSP「俺ら4人はインターネット上で動画を
作成したりしてます」

爺様「ほぉ」

安元「……お、俺らはシェアハウスをしてます」

全員-貴「……」

DABA「(でかしたパピー……！)」

安元「(お前らにパピー言われても
嬉しくない……！)」

爺様「シェアハウス…」

MSSP「シェアハウス？！」

爺様「ほぉっほぉっ
あの子にも春かのー」

親父さん「そんなこと言ってる場合ですか
ケチャップ様の過去を話すんでしょ」

爺様「そうじゃったそうじゃった
ケチャップ様の過去と言っても
ワシが見たものじゃがな」

爺様「昔はな昔と言っても今から…あー
何年前じゃったかな
10年ぐらい前だと思ったな」

小野「え？
ケチャップが20歳の時って言ってたから
7年前じゃないんですか？」

爺様「いや、あの子が入ってきた時は
17ぐらいじゃったぞ」

あろま「なんで、そんなビビってるんです？
17だったら、余裕で有り得るでしょう」

近藤「それが…やってた仕事がSPで……
しかも両親は高校の時に亡くなられてて…」

FB「なるほど…」

間島「あの子は…」

日野「色々隠してそうだな……」

爺様「あの子が入ってきた時
目の下にクマが
化粧のようにくっきり残っててなぁ
目は死んだ魚の目をしていたよ
彼女は生活するお金を貯めるために
入ってきたんじゃがな
あの子は
1人で強くなって独りで仕事をこなしあげ
独りでその中のトップに上り詰めたんじゃ」

菅沼「じゃぁ、やっぱりあの子は凄いんだ…」

爺様「あの子は孤独に取り憑かれてて
愛に飢えているじゃよ

これくらいかのー
それからお前さんら
随分と懐かれてるようじゃの
ああ、最後にお前さんらあの子のことを
よろしく頼むよ」

全員-貴「グッ……はい！！！」

リスナー全員が敵になったとしても
俺らは…少なくとも俺はお前の味方でいよう
そしてお前を…Aを…精一杯愛でてやろう