No.11 ページ12
闘技場から降りてきたハウザーを
パラレルワールドから持ってきた紅茶で労らう
貴「かかっw
少しばかり本気を出してもらったようだな
まあ、紅茶入れたゆっくり休め」
ハウザー「紅茶ありがとうございます。
七つの大罪に本気をだして相手にして
貰えるなんて嬉しいです」
貴「何よりまだ強くなってもらわないと困るぞ」
そうこうしているあいだに試合は始まっていた
ケイン「なぜ王国を滅ぼした
なぜ人々を殺した
なぜ自分の、思い人リズを殺した
なぜ皆を裏切ったんじゃ」
メリオダス「守ろうとしたすべてを護りたかった
でも、できなかったそれが俺の罪だから、今度こそ守らなきゃいけねぇんだ」
巨大な火の玉がメリオダスの前まであったのを
消す
ケイン「さっきの言葉を信じてよいのじゃな
ダナフォールを皆を裏切ってないことを」
メリオダス「あぁ」
審判「あ…あのー、喧嘩の方は」
ケイン「おお
そうじゃった!
儂の負けじゃ」
ケインはぴょんと降りて
ケイン「じゃあ儂はのんびり試合を
見物するかの!
がんばれよ!!」
メリオダス「おっス!!」
ケイン「よう!!」
ハウザー/タイズー「よ…よう…」
ケイン「なんじゃなんじゃ
若い者がもっと元気を出せ!!」
ハウザー/タイズー「お…おう…」
貴「かっかっかかっw
圧倒されてるじゃないか
よっ!爺さん」
ケイン「よう!久しいなA
次はお主か?」
貴「うん、次はオレ
あまり戦いたくないのに…」
懐かしいな
もう、何年も前のことだから
あまり覚えてないな
守ろうとしたものを護れなかったか…
母さん父さん二人は今も元気で私を見てますか?
今度は国王も後輩達も仲間を全部守る
だから…だから、見てて
隣に居るハウザーの手をぎゅっと繋ぐ
と、ハウザーも握り返ししてくれる
貴「がんばろ」
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作者名:男にならざぬ者 | 作成日時:2017年11月25日 11時