過去1のやらかし 1 ページ1
時間軸は組織壊滅後です。
組織が壊滅し新しいマンションでの同棲生活にも慣れてきた頃。
テーブルの上は水浸しになり置いてあったタバコまでビタビタになっている。
赤: はぁ、、、
その光景を眺め赤井秀一は大きくため息をついた。
ここの掃除の後はコートをクリーニングに出さなければならない。
10分程前
赤: どうした坊や。
新: 『赤井さん家に昨日小説忘れてったみたいなんですけどリビングとかに置いてないですかね。』
赤: ちょっと待て、探してみる。
あの時タバコを灰皿に置いていればこんなことにはならなかった。
赤: あったぞ。どうする、取りに来るか?
新: 『よかった。今から取りに行きます。すいません。』
赤: ああ、待ってる。
通話が終わりまたソファに座りなおした瞬間。
A: ちょっと何これ!!?
出かける支度をしていたAが大声を張り上げた。
赤: どうした。
A: どうしたじゃないわよ!!秀タバコ持ったままうろついたでしょ!!!?
赤: だからそれが
A: 私のコートに灰落ちてんのよ!!!下ろしたてで真っ白なのに!!
Aが持つコートにはタバコの灰が落ち黒く汚れてしまっていた。
赤: ソファに掛けてあったなら仕方ないだろ。
A: 私が悪いって言うの!?灰は床に落ちないようにしてって日頃から言ってるじゃない!!
お気に入りのコートを汚されたAの怒りは収まらない。
赤: それくらいの汚れならクリーニングに出せば良いだろ。
小言をうざがる態度に頭の中で何かがキレた。Aはキッチンからグラス一杯の水を持って灰皿の上に零した。
当然水は灰皿から溢れテーブルごと水浸しに。
A: そこまで言うならクリーニング出しといて頂戴。もちろん、秀のお金でね。
赤: おい!!
A: 私これから出かけるから。
そう言ってAは別のコートを羽織り家を出て行った。
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作者名:リツカ | 作成日時:2017年4月23日 20時