伍 ページ7
「あの不細工は善逸って言うのねッ!?」
『ま、待って!落ち着いてッ!!』
「ふぅ...ふぅ...」
『よしよしっ!』
善逸...なんでここにいるのっ...
「帯に取り込んじゃうわ。」
『うん。そうして。』
「まかせて!」
ふぅ。
仕方ない...
『僕は帯の中を守っとくから外側はよろしく。』
「わかったわ!まかせたわ!」
『えへへ!』
「うぉおおお!」
...さてさて...こっちに来てるねぇ...
『伊之助。』
「なっ!?Aか!?」
『久しいねぇ...伊之助』
「お前鬼になったのかッ!?」
『そうだよ。しかもここは食料庫さ。』
「何言ってんだお前!!」
『人の食料庫に勝手に入ってきちゃー...ダメ...だよねぇ?』
「めぇ覚ませよッ!!」
『はぁぁっ!』
「くそッ!!このぐねぐね気持ち悪ィんだよ蚯蚓帯!!
Aも起きろよ!!」
『はぁ...伊之助は弱いね...仕方ないよね...''柱''じゃないもんねぇ...』
「はぁ!?煽ってんじゃねェぞゴルァ!!」
『仕方ないなぁ...ちょっと待ってねー伊之助ー』
「はぁ!?なんだよ!?
オラアアア!!」
「斬れねぇ!?ぐねるせいか!?」
『だから待ってって言ったのにさぁ...』
「アタシを斬ったって意味ないわよ''本体''じゃないし
それよりせっかく救えた奴らが疎かだけどいいのかい?」
『まぁつまりね。』
『「アンタにやられた分はすぐに取り戻せるんだよ。」』
『ってことさ。』
ガカカカッ!!
『なんだっ!?』
「蚯蚓帯とはうまいことを言うもんだ!」
「本当に気持ち悪いです!
ほんとその通りです!」
「天元様に言いつけてやります」
『なんなんだよっ!こいつらっ!』
「誰だてめェら!!」
「宇髄の妻です!
アタシあんまり戦えないですから期待しないでくださいね!」
なんなんだよっ...
面倒くさくなってきたッ!!
『とっとと片付けてやるよ...弱味噌どもが。』
ここからが本当の戦いだ。
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作者名:Satera/さてら | 作成日時:2019年11月27日 16時