肆 ページ6
「なんだ?」
『あの...上弦の陸の事なのですが...』
「うむ?どうした?」
『僕もついて行ってよろしいでしょうか...?』
「いいが...何故だ?」
『不安だからです...』
「仕方がないな...いいぞ。ゆけ。」
『ありがとうございます!』
「気をつけるんだぞ。」
『はいっ!
鳴女ちゃんッ!!」
『行っていいって!』
「良かったじゃないの!」
『うん!鳴女ちゃん!つれてって!』
「仕方ないわねぇ...」
ベベベン
『わぁ...ここが吉原かぁ...』
「お嬢ちゃん!ここで働かないかい!」
『うーん...働きますっ!』
「よし!着いてきな!」
『はーい!』
甘い匂いが漂うなぁ...
身売り的なのするんだよねぇ...
まぁいいか!
「ここよ!」
『おぉぉぉ!堕姫ちゃんがいる!』
「ちょ!その方は花魁よっ!」
『堕姫ちゃぁぁぁぁぁぁぁぁん!』
「やめ!」
「あら!慈姫ちゃんじゃないの!元気?」
『うん!元気だよ!堕姫ちゃんはー?』
「元気よ!」
『良かった!私ね!ここで働くことになったの!』
「良かったじゃないの!私と同じところじゃない!」
『本当!?嬉しい!』
「(な、なにあの子...!花魁とぺらぺら話してるっ!?)」
「じゃあ説明とか終わったら私の部屋に来てね!」
『分かった!』
「さ、行きますよっ!」
『はーい!』
そして説明を受けた。
んー。
ここかなぁ
『堕姫ちゃー...』
「私に気安く触るなッ!!」
「ぐはぁッ!!」
バァン!!
『へ?』
『堕姫ちゃん!何があったのっ!』
「あの鬼殺隊が...ッ...」
『...善逸...?』
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作者名:Satera/さてら | 作成日時:2019年11月27日 16時