38話 ページ39
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色々思案している時、外から聞こえてきた不協和音とは別に、こちら側からガン！！と扉を蹴ったような音がした。
………いや、
一体誰がやったのかと扉がある方に目を向けると、そこには真顔で立っているAがいた。
「…………」
無言で、真顔で、でも怒り狂ったような顔で扉を蹴り続けている。
「もしも〜し。ストーカーさん、まだそこにいますよね？」
「なっ、誰だ！！」
「………初めまして。胡桃のお友達のAって言います」
Aは普段のAなら笑顔で言いそうなセリフを今は真顔で言っていた。
「前置きなんて面倒臭いですしあなたに言う意味ないので単刀直入に言わせてもらいます。胡桃に金輪際関わらないてください。迷惑なんで」
「はあ？いくら胡桃ちゃんの友達だとしてもこれは俺達の問題なんだから関係ないだろ？」
「関係あるから言ってるんですけど。あなたのその足りない脳を最大限フル活用して考えてみてください。私は胡桃と仲のいい親友です。それに対してあなたはなんでしょう。胡桃と大して仲がいい訳でもないしなにか取り柄があるわけでもないのに胡桃のことをつけ回して私の親友にストレスを与えることしかできないクズ。
まずここで私が胡桃に関係があるからあなたに文句を言っていることと胡桃のプライベートな時間に関わっていいような人間じゃないことが分かります」
「あ゛ぁ゛？てめぇは論破することしか脳がねぇガキか！？んなことどうでもいいから胡桃出せっつってんだよ！！第一俺は胡桃の隣に住んでてと毎日挨拶するような仲だからお前より親密な仲なんだよ！」
「そんなこと言ったら胡桃の家の隣に住んでるもう片方の人も親密な仲になってることになりますけど？」
「そいつはずっと引きこもってて胡桃ちゃんの存在を知らないからいいんだよ！」
「ああそうですか。で？仲がいいからって付け回したりしていいんですかー？」
「いいに決まってんだろ！第一俺は胡桃と付き合ってんだぞ！？彼氏なんだから何したっていいに決まってんだろ！！」
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桜(プロフ) - 紫月さん» コメントしてくれてありがとう。この作品を作ったのは愚痴とかの意味もあるけど、自分みたいな考えの人がいるのかどうか知りたいなって思ったのもあるんだ。だから別に偉そうじゃないし気にしなくていいよ！（あと、ハイキューに手を出してみたかったのもある…） (2021年4月25日 11時) (
レス) id: a3e07da17b (このIDを非表示/違反報告)
紫月(プロフ) - 祝っていいかどうかわからないけど、新作おめでとう。この物語を書いて、愚痴をばらまければ、ストレスをばらまければ、いいと思うよ。偉そうな事言ってごめんね。 (2021年4月25日 7時) (レス) id: 6deecb8d9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜 | 作成日時：2021年4月25日 7時
