36話 ページ37
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その後は同じように試合続きで精神的にも体力的にも死にそうだった。休憩の時Aが隅で寝ていたから俺も傍にいることにした。まあ、1番静かだったしね。
そうして他校と試合をしている時、いきなり体育館のドアが勢いよく開かれよく知らない女の子たちが入ってきた。
「…？誰だあいつら。なあ研磨、合宿中にあんな奴らが来るって聞いてたか？」
「いや…何も聞いてないけど……」
遠目から見ても分かるけど、今入ってきた女の子たちの様子がどこかおかしい。まるで何かから怯えながら必死に逃げてきたかのような＿＿＿＿＿＿＿
「え、胡桃！？」
入ってきた女の子たちを見て驚きの声をあげた方を見れば、梟谷のエースと呼ばれている彼がいた。
反応的にあの中に知りあいがいるのかもしれない。
「え、ちょっと、一体何が……」
戸惑っているAすら気にする余裕がないとでも言うように周りの女の子が声をあげた。
「！さっちゃん！アイツ来よるよ！どうすると！？」
「ッ、学校入ったのに…！ならドア閉めて！入ってこれんように鍵かけて！他のドアも全部！」
すると赤葦さんがただならぬ気配を感じ取ったのか他の人達にドアを閉めるように指示していた。
全部のドアを締め切った瞬間女の子たちが入ってきたドアがバン！！！と叩かれた。
「！？な、何！？ねえさっちゃんこれ何なん！？」
Aは訳が分からず思わずみんなの中で1番落ち着いてそうな女の子に勢いよく質問していた。
「……実は、今日部活が終わった後Aに会う前に買い物行っとったんよ。どうせお泊まりするしお菓子とか買っときたいと思って……」
「え、お泊まりって何って言いたいところやけど、それがどうしたん？」
「…その買い物の時、ウチらの後をずっとつけてくる奴がおったんよ。それで、最初は勘違いかと思ったけどずっとついてくるし気味悪いなってなって………そいつに話しかけたんよ。
��ずっとついてきてないですか？��って。
そしたら、
��胡桃ちゃんの傍にいるのが俺の使命だから��
とか訳分からんこと言い出して……そんで、胡桃のストーカーってわかったから走ってきたの……」
その話を聞いて、Aは少し顔が強ばったように見えた。
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桜(プロフ) - 紫月さん» コメントしてくれてありがとう。この作品を作ったのは愚痴とかの意味もあるけど、自分みたいな考えの人がいるのかどうか知りたいなって思ったのもあるんだ。だから別に偉そうじゃないし気にしなくていいよ！（あと、ハイキューに手を出してみたかったのもある…） (2021年4月25日 11時) (
レス) id: a3e07da17b (このIDを非表示/違反報告)
紫月(プロフ) - 祝っていいかどうかわからないけど、新作おめでとう。この物語を書いて、愚痴をばらまければ、ストレスをばらまければ、いいと思うよ。偉そうな事言ってごめんね。 (2021年4月25日 7時) (レス) id: 6deecb8d9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜 | 作成日時：2021年4月25日 7時
