3話 ページ4
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それからは仁花と一緒に遊んだり勉強したりしていた。
6月になり蒸し暑くなってきたので廊下に行って窓を開けて涼もうということになった。
「あっついね〜」
「だね〜…」
「ウチ夏好きじゃないんだよね〜。蒸し暑いし汗書くからベタベタするしさ」
「あー確かに夏って嫌なことも多いよね〜」
「…ちょっといいかな？」
「ひゃっ、ひゃい！？」
私と仁花に話しかけてきたのはメガネをかけた綺麗な女の先輩だった。
「私たちに何か用でも？」
「あ、そのことなんだけど……男子バレー部のマネージャーする気ない？」
「………」
「…なんで私達なんですか？」
仁花はボーッとしている。大方この先輩に見惚れているのだろう。
「実はね、私3年生なんだけどもうすぐで引退じゃない？だから今のうちに部活に入ってない1・2年生からマネージャーの子を募集してるの」
「……そうなんですか」
「急にこんなこと言われても困ると思うけど、お願いできないかな？」
「…はっ、はい！」
え？仁花？
「本当…！？ありがとう。じゃあ、放課後部活あるから詳しいことはその時教えるね」
そう言って先輩は去ってしまった。
「…仁花…？何返事しちゃってんの？」
「つ、つい反射的に…！ど、どうしようA！今更断れないよー！」
「ウチにそんなこと言われても…」
「じゃあAも一緒に来て！」
「え？」
「1人で男子バレー部に行けないし〜…お願いします！！」
男子バレー部かぁ……あんまり行きたくないんだけど仁花困ってるし、ここで断ったら薄情者と思われるだろうし…
「…わかった。ただ、私ついて行くだけだからね？仁花がいいならいいけど、嫌ならハッキリ断んないとダメなんだよ？」
「うっ…分かってます」
「まったく…ま、仁花らしいけどさ」
でも、男子バレー部に興味がないわけじゃない。ただ行きたくない理由の方が強いだけ。
……………まあ、ウチがバレーするわけじゃないし。大丈夫でしょう。
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桜(プロフ) - 紫月さん» コメントしてくれてありがとう。この作品を作ったのは愚痴とかの意味もあるけど、自分みたいな考えの人がいるのかどうか知りたいなって思ったのもあるんだ。だから別に偉そうじゃないし気にしなくていいよ！（あと、ハイキューに手を出してみたかったのもある…） (2021年4月25日 11時) (
レス) id: a3e07da17b (このIDを非表示/違反報告)
紫月(プロフ) - 祝っていいかどうかわからないけど、新作おめでとう。この物語を書いて、愚痴をばらまければ、ストレスをばらまければ、いいと思うよ。偉そうな事言ってごめんね。 (2021年4月25日 7時) (レス) id: 6deecb8d9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜 | 作成日時：2021年4月25日 7時
