1話 ページ2
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「今日からここに通うのか…」
そう呟いたのは、少し黒に近いダークブラウンのような色をした、ロングヘアの少女だった。
彼女の瞳は髪より薄い茶色をしており、三白眼なのに目は大きく、美しいのに可愛い見た目をしている。
身長は低いのにどこぞのモデルかのようにスラッとしており、勉強も頭がいい方の部類に入る。
そんな学校で人気が出るであろう彼女は＿＿＿＿＿＿
「ちゃんと馴染めるかな…クラスでボッチとか絶対嫌なんだけど…」
かなりのネガティブだった！
ウチ嫌なんやけどな〜。お父さんの仕事の都合とはいえなんで転校せないけんの…？絶対嫌だっていったのに…地元の方が絶対友達多いやん…
��リベロなんだから自分から取りに行け！��
��私の方がもっと取れるし…��
��え？○○がリベロやないん？��
��Aちゃんヘラヘラしないで！��
…いや、おるにはおるけどストレス溜まるな。案外こっちの方がよかったり…？
まあどっちにしろここに友達いないんだけど。
グルグルと色々考えている内に、学校どころか教室に着いてしまった。席に着くと、隣には金髪ショートのとても可愛らしい女の子が座っていた。
うわぁ…めっちゃ可愛い…隣の席だし、友達になりたい…話しかけてみよっかな。
「あ、あの……」
「ひゃっ、ひゃい！」
ひゃい？
「えっと、ウチ万里A。名前なんて言うの？」
「や、谷地仁花と申しまする！！」
まする？
「よろしく…！仁花って呼んでいい？」
「も、もちろん！」
「今日さ、入学式でしょ？凄い緊張しない？なんかさっきから心臓バクバクで…」
「そうだね…私も心臓バクバクだよー。入学初日に何かやらかさないか心配で…」
「流石に入学初日に問題は起きないでしょー」
よし、隣の子と話続けられた！これでボッチは回避できる…はず！コミュ障のウチにしては頑張った方！
そうやって仁花と話していると入学式なんてあっという間に終わった。
ボッチになるかもしれないと心配していたが、仁花がいるので大丈夫そうだ。
「仁花家どこら辺？」
「あ、あっちの方向！」
「え、マジで？やった！ウチもそっちなんだ！一緒に帰ろ！」
「うん！いいよ！」
仁花と一緒に帰ろうとすると、正門前で部活動の勧誘をしていた。
「うわぁー、凄いね…」
「バスケ部とか見てよ。凄い背高い。羨ましい…」
「あはははは……」
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桜(プロフ) - 紫月さん» コメントしてくれてありがとう。この作品を作ったのは愚痴とかの意味もあるけど、自分みたいな考えの人がいるのかどうか知りたいなって思ったのもあるんだ。だから別に偉そうじゃないし気にしなくていいよ！（あと、ハイキューに手を出してみたかったのもある…） (2021年4月25日 11時) (
レス) id: a3e07da17b (このIDを非表示/違反報告)
紫月(プロフ) - 祝っていいかどうかわからないけど、新作おめでとう。この物語を書いて、愚痴をばらまければ、ストレスをばらまければ、いいと思うよ。偉そうな事言ってごめんね。 (2021年4月25日 7時) (レス) id: 6deecb8d9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜 | 作成日時：2021年4月25日 7時
