第五十話 戦の前の日常 ページ25
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朝日がのぼり、いつの間にか刀剣男士たちの起床時間となっていた。
それに気づいたのは、小夜が私の部屋に「朝食だよ…」と伝えに来た時で。
それまで、ずっと頭を悩ませていた。
まぁ、おかげでいい策は思いついたけど。
寝てないだなんてバレたら、きっとみんなは心配してしまうだろうから…隠すけどね。
寝起きでまだ髪を結っていない小夜に「すぐに行くね」といい、立ち上がった。
「小夜！私が髪の毛、結ってあげようか？」
「うん。ありがとう…でも…」
「ん？」
「寝てないでしょ？だから、大丈夫。兄様にやってもらう」
ああ…バレバレだ。
私の顔をじーっと見る小夜から目をそらし、「みんなには内緒ね」と口封じのために柿を渡し、大広間へと足を踏み込んだ。
もう既に殆どの刀剣たちが揃っており、みんな好き好きに話をしたり、ご飯にがっついていたり…
酒……を飲んでいたり。
「次郎ちゃん、日本号さん……朝からお酒って」
「だぁいじょうぶ！だぁいじょうぶ！！酔ってないから〜」
「………ならいいんだけど」
苦笑いしか浮かばないよ。
完全に酔ってるんだもん。と言っても、止めても無駄なので放置しておこう。
私は定位置に座り、美味しそうな味噌汁や焼き魚を目の前にした。
そして、手を合わせる前に──────
「皆さん、聞いていただきたいのですが…」
私の考えた策というものを、発表することにした。
第五十一話 怒りと決意→←第四十九話 協力は無駄にしたくない
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やま(プロフ) - えーぽん☆さん» わあああああああ＞＜;！！！すみません！！返信遅れてしまってごめんなさい！！ありがとうございます！更新頑張りますので、引き続き応援宜しくお願いします！ (2017年9月10日 3時) (
レス) id: beda6b252c (このIDを非表示/違反報告)
えーぽん☆(プロフ) - とてもおもしろいです！！応援しています！更新がんばってください^ ^ (2017年7月18日 20時) (レス) id: 90d6d315b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やま | 作成日時：2017年7月17日 19時
