第四十七話 信じてもらえ── ページ17
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「それから、拘置所に１年いて…ある日、死ぬか審神者になるか選べって言われたんです…死にたくはなかったので、こうして審神者を選びました」
信じてもらえないかもしれないけど…
最後にそう付け足した。
刀剣男士達の反応は無く、静寂が痛い。
顔を上げられない私はただ、誰かが何かを言うまで黙っているしかなくって。
三日月さんが、「辛かったな」と私に近づき頭を撫でるまで声は出せなかった。
「三日月さんは…信じてくれるんですか？」
正直、それが一番気にかかる。
死刑囚が自ら冤罪です、なんて言っても誰も聞いてはくれないだろう。
なのに、「疑う要素などない」と抱きしめてくれた。
もうその言葉だけで、涙はポロポロと流れて止まらない。
傍聴席に座っていたおばあちゃんやおじいちゃんに叫んだこともあった。
「私が家族を殺すわけがないじゃん！！」と我を忘れて。
でも、泣きながらおばあちゃんは「お前が殺したんだ！お前が殺した！！」と私を指さすばかりで…
ここ数年間、私の味方だと思っていた人たちが沢山消えていった。
だから、三日月さんのように言ってくれる人をずっと待っていたのかもしれない。
けれど、中にはいきなり言われて信じきれない刀剣男士もいるのか、
「けど…」
ボソリと聞こえた。
誰かは分からないが、三日月さん以外みんな黙ってしまっているのも事実。
私はその光景に「やっぱり…」と口を噤んだ。
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やま(プロフ) - えーぽん☆さん» わあああああああ＞＜;！！！すみません！！返信遅れてしまってごめんなさい！！ありがとうございます！更新頑張りますので、引き続き応援宜しくお願いします！ (2017年9月10日 3時) (
レス) id: beda6b252c (このIDを非表示/違反報告)
えーぽん☆(プロフ) - とてもおもしろいです！！応援しています！更新がんばってください^ ^ (2017年7月18日 20時) (レス) id: 90d6d315b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やま | 作成日時：2017年7月17日 19時
